【体外受精】たくさん採卵できたよ【6周め】

今周期のさくせん→ガンガンいこうぜ（調整卵巣刺激法のこと）により、注射に点鼻薬に座薬と手を尽くした感があるヴァイ子です。
スケジュールがぱんぱんで気を張り詰めっぱなしでしたが、やりきったという充実感もあります。
まるで採卵がゴールみたいになっていますね。いえいえ、妊活はこれからです。
無事に卵が採れたので記録していきます。

前回の記事はこちら→【体外受精】たくさんの採卵を目指すよ【6周め】 | ぎゃふべろ雑記 (1122iifuufu.com)

採卵日の朝

当日は麻酔を使用するため運転はできません。
運良くヴァイ子姉の仕事がお休みだったので、送迎をお願いしました。
初回の採卵は麻酔無しでものすごく痛い思いをしたので、2回目からは麻酔を選びました。
麻酔の気楽さを知ってしまったので、採卵も緊張がありません。
気を遣うことといえば、眠っている間にぱんつを穿かせてもらうので、見られても恥ずかしくない比較的新しいぱんつを穿いていくくらいです。

出勤前の嘉太郎に頑張って採精してもらい、人肌で保温しながらクリニックへ。
到着後はいつもの採卵の流れです。
手術着に着替え、点滴、注射、トイレを済ませてオペ室に入ります。
オペ台に寝転がって目を閉じていたら、気がつけばベッドの上。
採卵が終わっているので、あとはしっかり動けるようになるまでウトウトしながら身体を整えていきます。

たくさんの卵が採れた！

少しボンヤリしながらも動けるようになったので、培養士さんからお話を聞きます。

今回採れた卵は9個でした。
40歳の平均は10個とネットで見たので、ヴァイ子は15個くらい採れるんじゃないかと謎の自信があっただけに少し拍子抜けです。
しかしこれまでが3個程度しか採れなかったので、頑張って育てた甲斐がありました。

今回は卵がたくさん採れることを期待して何でもやってみたいと思い、もし精子の状態が良ければ半分は顕微、半分はふりかけを希望していました。
しかしこの日の精子の状態からは全て顕微を勧められたので、顕微受精で翌日から様子を見ていくことになります。

卵の行方

卵が9個も採れたとなると、心に余裕が生まれます。気分は超富裕層、卵財閥です。
半分くらいは胚盤胞を目指してみてもいいかなァと考えながら、翌日に受精確認の電話をします。
培養士さんより
「ぎゃふべろさん、昨日採れた卵9個のうち、受精させられるものが7個でした。その7個のうち、受精したものが6個でした。6個受精しましたが、1個は染色体異常がみられたので、正常に受精したものが5個になります」


・・・。


ｷﾞｬﾌﾍﾞﾛﾊｷﾞｬﾍﾞﾊﾞﾌﾞｼﾞｮﾊﾊﾞ!!


たくさん卵が採れたからと言って、全部正常に受精するとは限らないんですね。
これまでは採れた卵が全てきちんと受精していたので、これが当たり前だと思っていました。

9個から5個、約半分の数になってしまい、心許ないです。
この5個の卵を初期胚のままにしておくか、胚盤胞まで育てるか・・・。
悩んでいると、培養士さんから「保険適用での初期胚で凍結保存できる数がもう残り少ないので、胚盤胞にしてみては？」と提案されました。
ヴァイ子くらいの年齢になると、培養液で胚盤胞まで育てるよりも初期胚を子宮内に戻す方が妊娠率が高いと聞きます。
実際、一度胚盤胞を目指したけれども育たなかったし、初期胚移植でhcg反応が出たこともあったし・・・。
しかしどちみち保険適用の残り回数が少ないなら、思い切って胚盤胞まで育ててみることにしました。
ただ、5個全てやってみて全滅したらあまりにも寂しいので、4個を胚盤胞に、1個は初期胚のまま凍結保存することにしました。

最終的に残った卵

採卵から一週間後、卵の育成状況の確認の電話をします。
なんとなーく全滅の予感がしながら培養士さんに聞くと、

「4個のうち2個が胚盤胞まで育ちました。綺麗な胚ですよ」

！！

すごい！！ダメだと思っていたので奇跡です！！
胚盤胞になっただけで、妊娠はしていませんがもう気分はおめでたです。
胚の状態を数字とかアルファベットで言われましたが、胚盤胞になったという嬉しさで全く聞いていませんでした。

そんなわけで、今回の採卵は初期胚1個と胚盤胞2個の収穫となりました。上出来上出来。

採卵後の体調

採卵はこれまでに2回やったので、特に何も身構えていませんでした。
が、今回の採卵はガンガンいったせいか、採卵後がとてもつらかったです。
採卵して一週間くらいはお腹が張るし痛い。時々出血もありました。
お腹の痛みはチョコレート嚢胞のオペ後みたいな痛さです。

チョコレート嚢胞手術記事はこちら→チョコレート嚢胞手術記録① | ぎゃふべろ雑記 (1122iifuufu.com)

走ったり重たいものを持つことも躊躇うし、ジャンプなんてできません。
身体を捻る動作も厳禁なので（捻転を引き起こすリスクがあります）、職場で行われる毎朝のラジオ体操もやってるフリです。
一週間を過ぎたあたりから少しずつ楽にはなってきますが、やっぱりお腹は張ったままだしくしゃみや起き上がりでピリっと響くことがあります。
生理が来て、やっと普段の状態に戻れた感じがします。というより、生理のつらさで紛れていたのかもしれませんが。

今周期やったこと

胚盤胞まで育ったのはこれをやったから！と言い切れるわけではありませんが、やったことを上げていきます。

鍼の先生の休業期間が終わり、また診てもらえることになりました。
治療はもちろんですが、色んな情報をもらえたり励ましてもらえたりするのでメンタル面も元気が出ます。

ザクロ酢は妊活では有名みたいですね。
早速買って、炭酸水で割ってお風呂上がりに飲んでいます。
ヴァイ子はもともとお酢は好きということもあり、美味しく飲めています。
ザクロ酢もきっと続けなければ効果は出ないでしょうから、3ヶ月くらいは続けてみようと思います。

ちなみにザクロ酢は妊活だけではなく、美容にも良いみたいで人気です。

そして最後のショックアイさん。
湘南乃風のメンバーで、歩くパワースポットと呼ばれているそうです。
この人の画像を待ち受けにすると良いことがあるとのこと。しかも即効性あり。
ヴァイ子も早速胚盤胞に恵まれました。
ショックさん効果と信じて疑っていません。
白蛇を首に巻いている画像が一番メジャーなものらしいですが、ヴァイ子は招き猫と一緒に同じポーズをしている画像を待ち受けにしています。

今周期はこれでおしまいです。
次周期は移植からスタート。
この調子でうまくいくことを願うばかり。ショックアイ様よろしくお願いします！