プロラクチノーマの治療法などのまとめ

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仕事を辞めて時間が余ると思いきや、そうでもないどころか若干忙しい系おじさんの嘉太郎です。

前回のプロラクチノーマ記事の続きになります。
プロラクチノーマ(下垂体性PRL分泌亢進症)について、病院での検査や治療法のまとめと感想です。

プロラクチノーマの治療内容

基本的に投薬の治療になるようで、薬の注意点など、嘉太郎の治療内容のまとめです。

投薬治療【カベルゴリン】

カベルゴリン保存袋

総称名  カバサール
一般名  カベルゴリン
製剤名  カベルゴリン錠
効 能  ・パーキンソン病・乳汁漏出症
     ・高プロラクチン血性排卵障害
     ・高プロラクチン血性下垂体腺腫
      (外科的処置を必要としない場
       合に限る)
     ・産褥性乳汁分泌抑制

用法用量 プロラクチノーマに関しては週に
     1回0.25mgから始め症状を
     観察しながら1回量を増量、上限
     は1mg

カベルゴリン錠と乾燥剤
小さくて飲みやすい錠剤と乾燥剤

カベルゴリン錠は湿気と日光に弱いため、日光を遮断する専用の袋に乾燥剤と一緒に入れ保存します。

症状の観察と注意点

  • カベルゴリンの投与中に心臓弁膜症があらわれることがあるため、投与開始後に心エコー検査を行う
  • 投与による腺腫の縮小により髄液鼻漏がみられ、髄膜炎に至ることがある
  • 血圧低下、眠気、食欲不振などの副作用があるため就寝前に服薬する

心エコー検査

カベルゴリンの服薬が始まった次の診察時に、心エコー検査がありました。
内容は、ベッドに横になり機器を身体に当てられながら指示通りに呼吸を繰り返す

エコー検査(イラストや)
画像 いらすとや

こんな感じの検査なのですが、僕は横になるとすぐに眠ってしまうので指示通りに呼吸が出来ず迷惑をかけてしまいました。すまぬすまぬ…
この検査により心臓弁膜症かどうかを確認出来るのですが、特に異常はありませんでした。

髄液鼻漏

目と目の間の奥(鼻の奥)に脳下垂体があり、プロラクチノーマはそこに腫瘍ができています。
担当の先生曰く「薬を飲んでいると稀に、鼻の奥でバーンと爆発するように感じる現象が起きるので、もしもそうなったらすぐに病院に来てくださいね。」とのこと、怖すぎます。
眼にも影響が出やすいので異常を感じたらすぐに相談してください。ともおっしゃっていました。

薬は決まった曜日、就寝前に飲む

カベルゴリンは週に1回、決まった曜日に飲みます。
多少は前後しても問題はないようですが、「先週は水曜日、今週は金曜日、来週は月曜日」というような飲み方はしないでくださいと注意されました。

そして就寝前に飲む。
副作用として血圧の低下、眠気などがあり、日中に飲んでしまうと転倒や交通事故の危険性があるため就寝前に飲むことを推奨されているようです。
そういった危険性が無い場合は日中でも問題は無いようです。

僕は毎週日曜日の夜に飲むと決めているのですが、飲み忘れたり、日曜日にお酒を飲みたい日は月曜日に飲んでいます。酒!飲まずにはいられない

嘉太郎の診察日記

嘉太郎はプロラクチノーマと診断してくれた医師の勧めで、かなり大きな病院を受診することになりました。

初めての大病院

すごく…大きいです…
病院のイメージが覆るレベル。コンビニがあり、郵便局があり、お花屋さんがあり、喫茶店もある。
なにこれすごい、駅とか空港じゃないのココ?

かなりキャラが濃い担当医

男性医師「こんにちわ~(高音)」
陰キャの僕としては少し引いてしまうくらいのテンションのA先生(仮)第一印象は「これはちょっとキツいかもしれない」でした。
しかし話をしていると、嘉太郎の住むアパートの近くの病院に非常勤で勤めているようで、そちらに通院するように提案してくれました。
「片道30分は近くなる!この人いい人や!神様や!」
他の先生からの信頼も厚いようで、一気に評価が逆転。熱い手のひら返しをみせました。

一通り診断が終わった頃
A先生「妊娠を望まれているんですよね?泌尿器科に良い先生がいるので、午後から受診しませんか?」
色々と盛りだくさんで頭の整理が追いつかず、勧められるがままに泌尿器科の受診を決めました。

次回、泌尿器科編に続きます。

腫瘍の治療というと大掛かりな気がしますが、週に1回薬を飲むだけで副作用はなく今のところ生活に影響もありません。
気楽に治療を続けていきたいと思います。