妊活と感染症の話

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今月の手術に向けて、半日検査をして疲れたヴァイ子です。
病院って精神的に疲れる場所ですね。

今回予定している手術はチョコレート嚢胞です。
チョコレート嚢胞についてはまた改めて記事を上げていきたいと思っています。
今日書きたいことは、検査の大切さについてです。
妊活のスタート地点のブライダルチェックで、まさかのクラミジア感染が発覚したお話です。

ブライダルチェック受けるまで

去年の夏から妊活を始めた我々夫婦。
しかし2ヶ月経っても3ヶ月経っても一向にできません。
きっと年齢的なものや精神的なものが強いのだろう、気楽に授かるのを待ってればいいやと悠長に構えていました。

が、ヴァイ子の親はそうはいきません。

本当に子供が欲しいなら病院に行きなさい!アンタ、いくつだと思ってんの!?ちゃんと年齢に合った行動をとりなさい!

と顔を見るたびに言われました。(何だか幼い頃にも似たようなフレーズで叱られたような気がします)
流石にうんざりしてくるので、自分のためというより親を納得させるため、初のブライダルチェックに行ってきました。

初めてのブライダルチェック

どうせなら出産までお付き合いをしていける病院で検査をしようと思い、隣町の綺麗で食事の美味しそうな病院を選びました。
まるでホテルや結婚式場を選ぶような基準ですが、出産という人生の一大イベントに挑むには結構重要だと思います。
あと、無痛分娩を積極的に取り入れているところもポイント高かったです。ついでみたいに言ってるけど、痛いの怖いヴァイ子にとってはかなり頼もしい病院です。

ブライダルチェックが何をどこまで検査するのか分かっていないまま、採血と内診。
生理は順調、基礎体温も大体教科書通りなので、健康には自信がありました。
「卵巣年齢が年相応ですねーご主人と頑張ってくださいー」くらいにしか言われないだろうなと思っていましたが、実際のお医者さまからの宣告は

「クラミジアに感染していますね」


!?

・・・

馬鹿がばれた!!

そうです。ヴァイ子は嘉太郎と出会う前に、二人ほど女癖の悪い男と付き合っていた馬鹿な女でした。
付き合っていたというか、今思うと遊ばれていただけかもしれませんが・・・。
おそらくその二人のどちらか、もしくは両方から感染させられたのかもしれません。
ひとまず真面目で社畜でおイタなんかする暇のない嘉太郎からでないことは確かです。
お医者さまからは服薬して完治するまでは子作りは休戦、嘉太郎も必ず受診して治療するようにと指導されました。

嘉太郎への報告

夫婦のどちらかが感染している場合、パートナーにも感染しているリスクがとても高いです。
必ず二人とも治療してからでないと子作りはできません。
そうでないと、またお互いに感染させ合ってずっと治らないままです。
黙ってヴァイ子一人で治療をして、治った頃に素知らぬ顔をして子作り再戦というわけにはいきません。
過去の汚点を嘉太郎にカミングアウトすると同時に、性病で受診という屈辱を味わわせてしまうことが申し訳なくて、報告が嫌で仕方がありませんでした。
しかも病院からは真面目な嘉太郎がチャラついたせいで夫婦感染したという誤解をされるのかもしれないんです。
もう申し訳なくて情けなくて、近所中に「ヴァイ子のせいで感染しました」と自首し回ってから受診させたいくらいでした。そんなことする方がよっぽでど恥です。

色々考えながらも嘉太郎に報告すると、特に動揺もなく冷静に受け入れてくれました。
むしろ社畜マインドが強いため、受診のためにお仕事を休むことが受け入れ難そうでした。
(嘉太郎の受診については本人が記事にしてくれると思うので、詳細はそちらで!)

大丈夫だと思っているのは自分だけ

ブライダルチェックのお陰でクラミジア感染が分かりましたが、これまで感染に気づかないまま何年も放置していたことになります。
クラミジアも不妊の原因の一つらしいので、もっと早く検査をして治療しておけば良かったと後悔しています。
そして過去の自分の失敗のせいで、現在の大切なパートナーに迷惑をかけてしまったことが本当に申し訳ないです。
クラミジアは特に症状も出ないので、感染しているかどうかは気づきにくいです。
だからこそ、恋愛が終わる毎に検査をすることをおすすめします。
性病はよっぽど異性にだらしない人やプロの人がなるもの、自分には縁がないと思って生きてきましたが、どこで感染するか分かりません。
自分が真面目に恋愛しているつもりでも、相手もそうとは限りません。
これをきっかけにヴァイ子は将来、子供にもしっかり性教育をしていきたいと思いました。