退職から転職まで失敗しないために気をつけるべきこと2選【体験談】

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会社に退職の意思を伝えてから就職するまでにやらかしてしまったこと2選をお届けします。

永久に休むカタロウ です。
ついカッとなって退職して次の会社に内定を貰うまでのしくじり2選と、ついでに面接で食いつきの良かった資格と用意しておくと便利な物(特殊な例)について説明します。

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退職から転職までの失敗談

前職を辞めるまで

元々会社に不満があったのですが、とある出来事がきっかけでついに我慢の限界を迎えました。
一旦落ち着いて家に帰りヴァイ子に相談し、次の日に退職することを社長に伝えました。
社長「ちょっと落ち着いて考え直して欲しい」
僕が冷静じゃないと思っているのかな?考え直すも何もないんだが?気分はスカッとジャパンです。
嘉太郎「辞めても何も問題は………あ!?住宅ローン組んでない」冷静じゃないどころか馬鹿でした。

ちょうど住宅ローンをどうしようか考えているタイミングで、会社に辞めると言ってしまったので、このまま無職になるとお金を借りられなくなるのではないかと焦りました。
結果はというと、
嘉太郎「考え直しました…社長の言う通りでした。これからも頑張るので続けさせてください!」と、クソださ発言をする羽目に。
そして1ヶ月後に住宅ローンが引き落とされたのを確認後、再度会社に退職することを伝えました。
熱い手のひら返し、手のひらクルックルです。

1社落ちるまで

働きたくないでござる!と言いながらも、かなり良さそうな会社を見つけたので企業見学に伺いました。
条件も環境も前職とは比べものにならないくらいのホワイト企業です。担当者とのやり取りも好感触でした。
採用担当者「選考方法は世間話程度の面接とSPIという簡単な筆記試験なので、応募待っています!」と言われ
嘉太郎「もろたな!SPIは知らんけど簡単な試験らしいし楽勝やろ」と、もうホワイト企業で働くことが決まった気になりました。
いま考えるとなぜそんなに自信満々だったのか、なんの準備もなしに試験に臨んだのか、馬鹿は本当に怖いものなしです。
試験結果はというと、「人格的には問題はないのですが、SPIが想像を絶する内容」だったようです。
だって簡単な試験って言ってたし…

ということで痛い目に遭った僕は、しっかりと試験と面接の対策をして2社目で内定をゲットすることに成功したのですが、参考書まで買って勉強した割に2社目の採用試験はSPIではなく”想像を絶するほど簡単”な試験でした。
2社目は1社目よりも大きなグループ会社だったので、意外と採用試験の内容は企業の大きさとは関係ないようですね。(特殊な例かもしれませんが)

体験から学んだ退職・転職時に気をつけなくてはいけないこと

退職のタイミング

家族の同意を得られたとしても、会社を退職し無職になると行動に制限がかかります。
例えば以下の3つです。

  • クレジットカード
  • ローン、キャッシング
  • アパートなどの賃貸契約

クレジットカード、ローン、キャッシングの審査は無職だとまず通りません。普通に考えれば収入がない人にお金を貸すお人好しは中々いませんからね。

賃貸契約も同様です。
実は法律的には家を「貸している側」よりも「借りている側」のほうが立場が強いんです。
マンガなんかである、大家が借主を追い出すということは現実にはできません。それだけ借主は法律で守られているのです。
なので大家側も貸して良い人かどうかを厳しくチェックします。収入のない無職では家を借りるのは難しいでしょう。

会社に意思表示する前に”冷静になって”自分や家族の状況とこれからを考えて判断しましょう。

入社試験の対策【SPI試験】

たとえ採用担当者が「簡単な筆記試験」と言っても鵜呑みにしてはいけません。考えられる対策はしておくべきです。
内容が分かっているのであればなおさら勉強しておくべきです。
トラウマとなりつつあるSPI試験ですが、非言語検査(論理・数学問題)言語検査(国語問題)性格検査の3つ検査があります。
非言語検査と言語検査は高校生レベル学力があれば解ける問題を、短時間で大量に解く、という内容になります。
中学生レベルでも怪しく、瞬発力(身体的にも脳的にも)が無い僕にとってクリティカルヒットする内容でした。

SPIは、リクルートが提供している日本で最も多く使われている採用テストのようで、調べると問題集が大量に出版されていました。
実際に問題集で勉強した感想としては、「解き方を覚え」「素早く解く練習をする」この2つが重要だと感じました。
資格試験と似た部分はありますが、SPIはとにかく時間との勝負です。時間内にどれだけ多くの問題に解答出来るかが決め手だと思います。

就活生や転職を考えているかたは勉強しておいて損はないでしょう。パズルのようで脳のトレーニングにもなるので、たまに読んで脳を鍛えようと思います。

面接時に受けの良かった資格と用意しておくべきもの

秘書技能検定試験

これまで人と関わる仕事をしてこなかったので、僕のマナーや敬語のレベルは高校生並みです。前職を退職してから、一般常識やマナーを学ぶために秘書検定を受けようとヴァイ子に提案されました。
一般常識程度の2級でしたが、感覚的には結構難しく感じましたがなんとか合格できました。
せっかく合格したので履歴書に書いてみると、面接官からは「この秘書検定というのはどういったものですか?どんな内容なのですか?」とグイグイと質問されました。
僕自身もヴァイ子から提案されるまでは知らなかった資格なので、職種にもよると思いますが知らない人は多いのでしょう。
資格に関しての質問は割と答えやすいので、これまでに取った資格の中でもかなり役に立った資格になりました。

持病の診断書

診断書

持病をお持ちの方は診断書を用意しておいたほうが良いです。
診断書の発行は病院や病気によって変わりますが、発行料金が千円から1万円、作成期間に2週間前後が必要になってきます。
面接では必ず持病について質問されます。診断書を提出するように言われる場合や、病気の説明をするのに診断書があると便利です。
もしも提出を求めらたが診断書を発行してなかった場合、作成までの2週間、提出して判断されるまでに2~3日と、採用を保留にされるケースも考えられます。
採用でも不採用でも、その後の生活や就職活動に影響がでるので、スムーズに進めるために診断書は用意しておきましょう。

退職や転職は頻繁に行うものでもないので、対策や準備を忘れがちです。
入念に準備をして臨みましょう!