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もう後がない保険内不妊治療。
治療開始時はこんなに追い詰められるとは思ってもみませんでした。
何故かヴァイ子の友達で体外受精経験者はみんな1回目で妊娠です。
精々また聞きで3回目に妊娠できただの5回目に妊娠できたという話を耳にしてきたので、体外受精=絶対という謎の自信で治療をしてきました。
最初の頃はこの謎の自信に鼓舞されていましたが、さすがに保険治療最終回ともなるととんでもないプレッシャーです。
とはいえ、アシステッドハッチングをした胚盤胞、しかもそれなりに食事にも気をつかった生活をしていた上での移植。
うまくいっててほしいので、緊張と期待の入り交じった判定日です。
前回の記事はこちら↓
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判定日までの過ごし方
判定日は移植してから10日後です。
変わらず2日に1回エストラーナテープの貼り替え、そして1日3回の膣座薬。
ヴァイ子なりにデリケートゾーンのケアは手を抜いていない方なのですが、気のせいかウトロゲスタンを使うと陰部の垢が目立ちます。
前回の記事でも書きましたが、ウトロゲスタンを使用してからはとにかく陰部が痒い!
ただでさえ薬のベタベタでかぶれているのに、さらに掻きむしってしまうから尚更皮膚が弱ってしまいます。
その影響か、膣の周り小規模レベルでのかぶれから、陰部全体の皮膚が普段と様子が変わってしまいました。
痒み自体は相変わらず膣周りだけですが、お風呂で外性器の恥丘付近をこすると垢がポロポロと出てくるんですよね。
以前からデリケートゾーン用のソープでしっかりと洗っていますが、そういう問題ではない垢。
なんだか自分が不潔な存在になった気分でしたが、普段の生活で変わったことといえば座薬くらいなので、投薬期間限定と割り切って我慢して過ごしました。
ヴァイ子愛用デリケートゾーン用ソープ↓
アマゾンにて、ウェットシートも付いていて大変お得です。
見た目も可愛いし香りも良いし、弱酸性なので安心して使えます。
いざ、判定!
いつも通り、診察&内診。
「さぁ、ぎゃふべろさん、保険内治療最後の移植、綺麗な卵でしたし、着床してるといいですねー」と先生も気をつかってくださってます。
採血をして結果待ち。
はやる気持ちでいると、この結果待ちの時間もえらく長く感じます。
どきどきしながら待っていると、受付番号を呼ばれたので診察室へ。
「ぎゃふべろさん、今回は最後の保険内治療、そして胚盤胞の移植でした」
「残念ですけれども陰性でした」
・・・。
ギャフベロハギャベバブジョハバ!!
「うーん、前回もそうでしたけど、アシステッドハッチングした綺麗な胚盤胞でしたから、僕もこれは勝ったー!!って思いながら移植したんですけどねェ・・・。もう悔しい!!」
残念な気持ちもありますが、先生のキャピキャピした悔しがり方に少し癒やされます。
いや、自分のことだしもっと落ち込めばいいし、頑張ってくださった先生に癒やされている場合でもないんですが。
「それにしても、これだけ何度も移植して妊娠できないってことは、子宮筋腫のせいなんでしょうかねェ。場所的にも妊娠には関係ないけど、これだけ陰性続きで他に理由もないとするととどうしても結びつけたくなっちゃうなァ・・・。」
と先生も納得いかない様子。
チョコレート嚢胞のオペ時にも筋腫は関係ないと言われていたし、なにせオペ後はドクターから「これで自然妊娠できます!」とさえ言われていたくらい。
筋腫は関係ないと思いたいのですが、言われてみたらちょっと気になってきますね。
チョコレート嚢胞オペの記事はこちら↓
保険内治療を終えて
診察室を出ると、心なしかスタッフの皆さんが花道を作ってくださり、「残念でしたね」「自費診療だとまたできることが変わってきますしね」と口々に声をかけてくださいます。
これ、保険内で妊娠できなかった患者さんには必ず行われる様式美的なサービスなのでしょうかってくらいに慣れた感じです。
うーん、これを体験すると、本当に治療をしても授かれないときは授かれないんだなと身に染みます。
スタッフさんはこんな患者さんを沢山見てきたんでしょうね。
そんなわけで保険内での不妊治療、体外受精6回全てが陰性に終わったぎゃふべろ夫婦でした。
だいぶ課金したし時間も労力も使った自負はありますが、自費診療だともう少し望みのある治療ができるとのこと。
できることは全てやってから諦めたいと思い、最後に1回だけ自費診療で挑戦したいと思います。
次回、特別編の自費診療での体外受精です。