【体外受精】保険外の治療をスタートしたよ【9周め】

体外受精9-1アイキャッチ

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連敗続きの体外受精、とうとう保険内治療も6回やりきりました。
あの手この手でしたが、なかなか着床にはこぎつけず。
ただ、自費治診療だとできる治療の範囲も広がるとのことで、嘉太郎と話し合い1回だけ自費診療でできる限りのことを試してみようと挑戦!!
これだけ課金してできるだけのことをすれば、きっと赤ちゃんも諦めて来てくれるだろう。
もしくは授からなかった場合は本当にご縁がないのだと諦めがつくだろう。
そんな期待を込めての自費診療スタートです。

前回の記事はこちら↓

アイキャッチ 【体外受精】最後の保険内治療!判定結果が出たよ【8周め】

生理開始!治療開始!

前回の陰性結果のショックもなんのその、生理スタートと同時に診察の予約。
初診にてナースさんと治療計画を打ち合わせ。
自費診療からつけられるオプション、二段階移植に挑戦することにしました。

二段階移植とは

これまでやってきた移植は初期胚もしくは胚盤胞をお腹に戻すというやり方ですが、二段階移植は同一周期に日にちをずらして初期胚と胚盤胞を戻します。
最初に初期胚を戻すことにより胚の伝達シグナルを子宮に届けることで、より着床しやすくなるそうです。
二段階移植だと着床率が60%前後とぐっと上がるので、なかなか妊娠しない人は試してみるにこしたことはありません。
そういえば鍼灸師さんからもよく「移植前にタイミングをとると着床しやすいので、できれば移植前日にタイミングをとってみて」と言われていたので、東洋医学的にも本命の移植前に子宮に精子ないし胚を送ることは妊娠しやすい子宮を作る手助けになるみたいです。

治療ブランが決まり、ドクターの診察。
「さァぎゃふべろさん、自費ということで出来る治療の幅も広がりましたし、今回こそ妊娠に向けて頑張りましょう」
と、先生も気合いたっぷりに仕切り直してくれています。心強い!

内診の結果、問題なく治療スタート!

卵胞を育てるよ!

保険内診療で初期胚が一つ残っているので、今回は全て胚盤胞まで育てるつもりで採卵を目指します。
せっかく採卵してもきちんと胚盤胞まで育つか分からないし、なるべく沢山卵を採っておきたい!
そしてあわよくば胚盤胞を2~3個移植したい!という気持ちで調整卵巣刺激法をお願いするつもりでしたが、ナースさんは低刺激での治療を進めようとしています。
ヴァイ子、慌てて「沢山卵をとりたい!」とお願いしてみましたが、治療を始めたのはまだ暑い夏の日、「その治療は脱水のリスクがあるから夏はしてはいけません!」と厳しく拒否されました。
「ぎゃふべろは大丈夫です!水分摂るの大好きです!!」と食い下がろうかとも思いましたが、患者の身体を一番に考えて治療をしてくださっているので素直に従います。
ある程度リスクとりながらも頑張りたくなっちゃいますが、きちんと制止してくれる良いクリニックですね。

久しぶりの卵胞育成、この日はお尻に注射を打ってもらい、夜からはクロミッドを飲み始めます。

お会計は採卵後にまとめて明細が送られるとのこと
やはり金額が大きくなると都度支払うことにはならないんですね。
確かに心の準備ができていないままその場で数万円が財布から出ていくのは、想像だけでもなかなかのストレスです。
毎回だと治療継続が難しくなりそうです。

順調に成長

治療においては優等生ヴァイ子、薬を飲み忘れることもなく順調に卵胞を育てていきます。
・・・いえ、一度だけ朝薬を飲み忘れ、出勤途中に気付いて引き返し、3分遅刻したことはありました。
仕事は遅刻してしまいましたが、薬の飲み忘れは免れました。
3分遅刻というしょうもない凡ミスを面白がりながら許してくださった上司に感謝です。

しかしこれまでが薬を忘れたことがなかっただけに変な自信を持ってしまっていました。
自信があっただけに、久しぶりの卵胞育成でも要領を忘れずにこなせると思い込んでいたみたいです。
油断大敵、何度も体外受精に挑戦している方、毎回注意して挑んでください!

職場への信頼を犠牲にした結果、問題なく採卵へと進むことができました。

次回は採卵です!
今回は数は採れませんが、夫婦で鍼治療に通ったので胚盤胞まで育つ割合が多いことを祈ります。

今回取り組んだこと。

  • 鍼治療(ヴァイ子毎週、嘉太郎隔週)
  • ストレスをためない(適量のアルコール)
  • オヤツはナッツとおしゃぶり昆布
  • 夏でも毎日お風呂に浸かる
  • サプリメント摂取(ヴァイ子→コエンザイムQ10と葉酸、嘉太郎→亜鉛)