【妊活】採卵してきたよ【体外受精】

採卵完了アイキャッチ

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とんでもない宿題を出され、採卵日前日の就寝前まで生きた心地のしなかったヴァイ子です。
採卵が怖いよりも、宿題が上手にできなかったらどうしようという不安の方が強かったです。
いっそ寝落ちして宿題忘れちゃいました作戦を決行しようかとすら思ったほどです。
こんなことして困るのは紛れもなく自分自身です。

なんだかんだで宿題は克服し、無事採卵できたのでその記録です。
初めての採卵、とっても緊張しました。
前回の記事はこちら。【妊活】採卵日が決まったよ【体外受精】 | ぎゃふべろ雑記 (1122iifuufu.com)

宿題のでき具合

23時半と24時の点鼻薬プッシュは問題なくできました。
そうは言っても、翌日の採卵に関わると思うとたかが点鼻薬でも緊張します。
慎重にプッシュし、10秒近く上を向いて薬を流しました。

問題の座薬です。
どうやら座薬をうまく挿すコツは、膝を少し曲げた状態で挿入し、しっかり入ったらおしりの穴を締めながら膝を伸ばすそうです。
もう色々と諦めて、おしりに座薬を挿入。やはり異物を拒否してか押し出そうとしていますが、思い切って押し込みます。
入ったのが分かったのでその勢いで膝を伸ばします。
うーーーん、お尻の入口(出口?)あたりがものすごく気持ち悪い。
座薬はぐりぐりと入れていくときはさほど痛くありませんが、入れきった後からが痛いというか異物感が気になります。
なんとなくもよおしたい感じがありますが、30分ほど我慢したら治りました。
ヴァイ子、よく頑張った!!

受付からリカバリールームへ

嘉太郎も頑張ってくれたので無事採精もでき、大事に抱えながら受付へ。
そのまま手術室のあるフロアへ案内されました。
ナースセンターで精子を預け、リカバリールームに通されます。
ここで手術着に着替えて待機します。採卵から戻ってからも、ここで1時間安静とのこと。
今時の綺麗でおしゃれなクリニックの割に、リカバリールームは簡易ベッドとロッカーのみでカーテンで区切られているあたり、カプセルホテルみたいで妙に雑に感じました。
が、ヴァイ子の後にもぞくぞくと患者さんが入ってきたので、沢山ベッドを置くためにこんなものなのだと納得しました。

ご丁寧に可愛いイラスト付きの手書き説明書が置いてありました。
手術着に着替えてキャップを被り、ナースからの声かけがあったらお手洗いを済ませて手術室へ行くという流れです。
「緊張しないでね~リラックス、リラックス」と書かれています。
やっぱり緊張するものなんですね。
ヴァイ子もこの時点でかなりどきどきしていました。
緊張をほぐすためにスマホゲームをしてみましたが、あまり集中できません。
すぐにゲームの手を止め「採卵 痛み」とネット検索をして色々予想をしてはびくびくしていました。
そうしているとナースさんから声をかけられ、手術室へ案内されます。
緊張しているかと聞かれたので正直にはい、と答えると、採卵時に身体が逃げないように少しおしり側を下にしますと言われました。
この時点で不安で頭がいっぱいなので、何を言われているのかよく分かりませんでした。

いざ採卵!!

手術室に入ると中は真っ暗です。
どうやら卵は光に弱いそう。
カーテンの中でぱんつを脱いで、手術台の上へ誘導されます。
手術台に横になり、足を固定台に乗せたら少し上体が上がりました。身体が逃げないようにってこのことだったんですね。
そのまま待っていると、ドクターが入室。
かなり緊張していましたが、先生から「薬もきちんと守って頑張りましたね~。無事採卵できますよ~」と優しく声をかけてもらったので少し安心しました。
先生はとっても優しい人だから採卵も絶対に痛くないはず!と勝手に決めつけちゃってます。

「それでは始めますね~。まずは消毒しますよ~」とぐりぐりと消毒が始まります。
ちょっと痛いです。でもネットで見た情報では「消毒が一番痛い」という声もあったので、きっとこれ以上の痛みはないはず。
「じゃあまず左側からとりますね~。いち、にの、さんでいきますよ~」
カウントがあると心の準備がしやすいです。いち、にの、さんで下腹部に衝撃が走りました。
痛いというよりびっくりする感じです。消毒時のどんよりした痛みは続いていますが、採卵の痛みは感じません。
次は右側です。この程度なら大丈夫かなと思っていたら、いきなり痛い!!
うそ?なんで急に??つらい、つらい!!でも我慢!!と耐えます。
なんとか終わったかと思ったら、「もう一回頑張ってね~」との宣告。
もう一度とんでもない痛みが走ります。
ネットではチクッとした痛みと見たのですが、キュンッ!とした痛みの後にキュウウウウウンとした痛みが続く感じです。
思わず「いたーい・・・」と声が漏れてしまい、胸の前で組んでいた手をパタパタと動かしてしまいました。
更に肛門の方も影響されてか、もよおしたい感じが再来です。はやく終わって欲しい一心です。
それでも頭の片隅ではお産の痛みに比べれば・・・!体験すらしたことのない痛みと比較をしていたので、乗り切ることができました。

1時間の安静

無事採卵が終わり、ぱんつを穿いたらそのまま手術室で先生からの説明です。
モニターに卵が映し出されました。
今回は2つ採れたとのことでした。
ちょ、3回痛い思いしたと思ったけど2つ!?とちょっとショックです。
とは言え、先生やナースさんから「頑張りましたね~」と声をかけられ、モニターに映し出された卵を見ると達成感の方が勝りました。
手術室の暗さやBGMの癒やし系オルゴールも相まって、自分の卵が何だか神秘的にすら思えてきます。

手術室を出たあとはリカバリールームに戻って1時間の安静。
ベッドでごろごろした後にトイレで消毒ガーゼを抜きます。
この消毒ガーゼ、かなり長いから全部出たか必ず確認するように言われましたが本当に長い!
手品かってくらいにズルズルズルズルと出続けました。こんなに詰められることに驚きです。
出血がないことを確認したら、嘉太郎と一緒に培養士さんのお話を聞きます。

培養士さんからの説明

嘉太郎と合流し相談室へ案内され、しばし待っていると培養士さん登場。
今回採れた卵の数と、嘉太郎の精子の状態の説明をされました。
嘉太郎の精子の量が少なく、ふりかけ式の体外受精はできないということで、顕微授精をすることになります。
2つ採れた卵のうち1つはヴァイ子のお腹に戻して、もう1つは凍結保存をしてもらいます。
凍結保存をする場合も、初期胚のままにするか胚盤胞(培養した胚)にするかを選択できますが、ひとまず受精が確認できてから決めることになります。
翌日のお昼に受精できたか確認の電話をして、無事受精できていれば翌々日に移植をすることになります。

今回は終わった時間も遅かったため、会計は次回に持ち越しとなりました。

感想と次回予告

採卵の痛みは確かに麻酔をするほどではないと言えばそうですが、やっぱりかなり痛いです。
ネットでもそこまで痛いという意見がなかったものだから、なめてかかっていたせいもあると思いますが。
次の機会では麻酔を検討したいと思います。

帰宅後、ヴァイ子母に報告したところ、体外受精のことを何も知らないヴァイ子母は採卵と聞いて以下のようなことを想像したみたいです。

ヴァイ子母の採卵想像図

実に屈辱です。
ていうかこれ、採卵というよりウミガメの産卵をイメージしているのではないでしょうか。

次は無事に受精していればとうとう移植となります。
展開が早く感じますね。
引き続き禁酒を頑張ります。

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