【体外受精】胚移植してきたよ【2周め】

胚移植二週目アイキャッチ

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自分では褒められて伸びるタイプだと思っているヴァイ子です。
叱咤激励されると本気で凹むので、なにくそ根性で這い上がれる人の気持ちが本気で分かりません。

1周目で移植した胚がとても綺麗、こんなに綺麗に分割された胚はなかなかないとおだてられその気になっていましたが、ものの見事に妊娠不成立でした。
鍼灸院に通うようになり、鍼灸師さんにその話をしてみたところ、「あ~、良くあるおだてですねw」と苦笑いと同情をされました。
胚ばっかりが綺麗でも妊娠できませんね。うぬぼれていないで妊娠しやすい体作りに勤しまねばなりません。

受精した胚の数

今回採れた卵は3つでした。前回が2つだったから嬉しいです。
採卵の翌日に電話で確認してみたところ、3つとも無事受精しました。
1つは移植、あとの2つは初期胚のまま凍結してもらうことにしました。
胚盤胞まで育ててから移植した方が着床率が上がるし流産のリスクも減るそうですが、そもそも胚盤胞まで育つことが少ないそうです。
なおかつヴァイ子くらいの年齢の卵になると、子宮の方が育ちやすいみたいです。
同じ博打をするなら、自分の子宮内で打つ方が納得がいきやすいでしょうしね。

その翌日の移植日に、卵の状態を電話で確認し、問題なく移植できるとのことでクリニックへ向かいます。

リカバリールーム~オペ室

受付を済ませ、血液検査をした後にリカバリールームへ案内されます。
移植ということで身体の負担や恐怖もないので、気楽に準備をして待ちます。
とは言うものの、実はヴァイ子は移植の消毒をするときが痛いので少しびびっていました。
ただし今回は2回め、消毒の一体何がどう痛いのか、しっかり分析してやろうという心構えです。
初めてじゃないだけに移植の流れは分かっているから、1回目に気がつかなかったことも色々知れそうですしね。
せっかくブログの記事にする以上、体験から少しでも情報を多く仕入れなければなりません。
それにこれだけ冷静に分析や情報収集をしていれば、そっちに気が向いて痛みが大して気にならなくなるかもしれません。
一人あれこれと作戦を練っているうちにオペ室に呼ばれたので、鼻息荒くオペ室に入りオペ台上でお股を広げます。ふんっ!

いざ移植!

今回もドクターからのゆる~い挨拶から移植がスタート。
ヴァイ子のびびっていた消毒が始まります。
改めて消毒の何が痛いかを考えながらいると、消毒ではなくクスコで広げられるのが痛いのだと判明!
消毒も移植もそれ自体は痛くないのですが、とにかくクスコで広げられていることが痛くて、クスコ使用中(つまり消毒や移植中)がずっとその痛みがあるから消毒が痛いとヴァイ子の中でインプットされていたようです。

・・・あれ?こんな分析をしてしまった以上、前までは消毒中だけが痛いつもりでいたけれども、もうクスコ使用開始から終了まで終始痛いってことになっちゃいましたね。
損しちゃったよ!!
猫、策に溺れました。

こんなことに気づいてしまい、ますます痛みが強く長く感じ始めたところで受精卵をモニターで確認。
癒やし系オルゴールBGMが流れる中で「ぎゃふべろヴァイ子さん、卵戻します」とか確認されながら移植され、1回目は少し感動すらした移植だったのに今回は「はやくクスコをはずしてくれい!」と願い続けるばかりの移植でした。

無事移植完了!!

今回も無事に胚が1つ子宮に戻り、移植完了です。
クスコをはずしてもらって一安心。なんだかプールから出たあとに似た脱力感があります。
起き上がってエコー写真を見ながらドクターからの説明。
「子宮のこのあたりにあるこれが、今回戻した胚ですからね~。今回もすごく綺麗な胚でしたからね~妊娠するといいですね~」

・・・ヴァイ子はもう学習したんです。
綺麗な胚ですね=妊娠するなんて、綺麗ですね=モデルになれるくらいに無謀な思い上がりなんです。真に受けちゃいけないんです。
でもやっぱり褒められるのは嬉しいですね。期待はしちゃいけないけど。

この後はリカバリールームへ戻り、1時間休んだら帰宅してOKとのこと。
もう、自分で時計を見て、頃合いだと思ったら帰宅準備をしてナースさんに声をかければ良いのですごく気楽です。
ヴァイ子はこの後仕事でせわしなかったので、ほんの少し早く準備をしてナースセンターに行きました。
血液検査の結果、追加の注射もなく薬のみ、判定日の予約を入れて今回は終了。
今回のお会計は29,660円でした。
凍結代金は次回の支払いになるみたいです。

移植後の過ごし方

移植後は普段と変わらず過ごし、薬の飲み忘れにだけ注意をすれば良いとナースさんから言われました。
が、鍼灸師さんが言うにはとにかく冷やすな、温めろ。
特に移植してからは子宮がきちんと温まるように、足首と膝を意識して温めろと言われました。
足首と膝の血管から子宮に血が流れるからだそうです。
そしてストレスを溜めないようにと強く言われました。
ヴァイ子の場合はアルコールを飲まないでストレスを溜めるくらいなら、少しくらいは飲んででもガス抜きをしろ、と。

そんなわけで、ストレスを溜めないように気をつけて生活しています。
今回もどうなるか、期待をせずに判定日を待ちます。