【発表会】魅惑のダンスフェスティバルに行ってきたよ【社交ダンス】

魅惑のダンスフェスティバルアイキャッチ

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親の代から宝塚ファン、ヅカヲタサラブレッドのヴァイ子です。
今回は知人が社交ダンスの発表会に出るとのことで、その応援に行ってきた感想です。

社交ダンスの発表会・・・つまりは田舎の社交ダンス教室の発表会です。
大体想像がつくことでしょう。田舎の社交ダンス教室といえば、アラカン以上のマダム達が道楽で楽しむお稽古事。
宝塚や劇団四季のショーとは程遠い世界ではありますが、意外とものすごく楽しかった!!
感動を忘れないうちに記録です!

会場は地区公民館

社交ダンスの発表会自体が初めてなのですが、地区公民館の中のフロアで開催されていました。
大体小学校の体育館くらいの広さで壇上があり、壇上では先生方やその他お偉いさん達が座り、観客はフロアでコの字で囲まれた簡易チェアに座って観戦します。
このフロアでコの字の簡易チェアというのがすごく良くって!!
こんなに近い距離でダンスを見ることができる機会ってなかなかないので、思った以上の迫力です。
踊っているのは素人のオジサンオバサンですが、お衣装やヘアメイクも綺麗ですし、皆さんダンスをされているだけあって佇まいがものすごく美しくて、一気に宝塚を想起させられるんです。
ヅカヲタヴァイ子は第一部のジョイフルダンスで既にご贔屓ペアを見つけて、ずっと追いかけて見ていました。
※ヅカヲタあるある→群衆で一際輝く人を見つけるのが上手
贔屓ができるだけで1公演を何倍も楽しむことができます。

休憩時間のダンスタイム

発表会が半分くらいまで進むと、司会者より「これより休憩時間を設けさせていただきます」とアナウンスが入りました。
これはお手洗いが混むかなァと懸念しましたが、続く言葉が

「この休憩時間は30分のダンスタイムでもあります。ご来場の皆様も是非フロアに出てダンスを楽しんでください」

!?

何言ってんだと思っているうちに曲が流れ始め、周りに座っていた観戦者たちが続々とフロアに出て踊り始めます。
しかも皆さんよく一緒に練習している間柄なのか、はたまた初対面なのかも分かりませんが、ペアを組んだ方とスマートに踊っているんですよね。
ウエストサイドストーリーとかの映画の世界に入った気分です。

こういう発表会を見にくるだけあって皆さんダンスをされていることが想像つきましたが、こんなフラッシュモブ体験をしてしまうと「カッコイイ・・・!咄嗟にダンスに誘われても踊れることこそ大人の社交スキルだわ・・・!」とちょっと憧れてしまいました。

ヴァイ子、この場の空気にうっとりしてしまい、お手洗いに行くことも忘れてしまいました。

各ペアのダンス発表

素人の発表会といえども、演出が凝っているものがあったりしてとても楽しめました。
シルバー世代のペアでもリフトをしていたり、男性のいない教室では女性の先生が男役をされていたり。(これ、かなりかっこよくて憧れました。ヴァイ子も男役を目的に社交ダンスを始めたくなっちゃいました)
※ヅカヲタあるある→とにかく男役の真似事をしたい(しかも自分はかっこよくできるというおこがましい自信を持っている)
『美女と野獣』や『宇宙戦艦ヤマト』の曲で踊った方達は、作品の演出もしっかり入っていて、まさにミュージカルを見ている感じでした。ちょっとウルッときちゃったよ。
ヴァイ子がダンスや音楽が好きというのもありますが、素人さんといえども伝わるものは伝わるし、感動しますね。

大西兄妹の登場

最後に特別ゲストの大西兄妹の披露がありました。
大西兄妹とは、大西大晶さん、大西咲菜さんの兄妹で、富山県出身のプロダンサーさんです。
ダンスとか見るのが好きって言っておきながらダンスのことは何も知らず、この兄妹のことも何も存じ上げていませんでした。
全国一位だったり、金スマでもコーナーを持っているそうですね。
YouTubeでも活躍されていて、鬼滅の刃やYOASOBIの曲で踊ってみた動画が楽しいです。

もう、登場した瞬間から、見た目の美しさにうっとりしました。
お二人ともお顔が小さくて、しなやかな体つきで、黙って突っ立てるだけで綺麗です。

で、ダンスの感想ですが、もう下手に説明するとヴァイ子の語彙力のなさ・頭の悪さがますます露呈されるだけで何も伝わらない自信があります。
それでも頑張って書きます。

なんかもう、すっごくクネクネしているのにとてつもなくキレキレ!!
他に言葉が出ません、すみません。
フロアと距離が近すぎるせいでしょうか、とにかくこんな間近でダンスを見るのが初めてなもので、二人の動きを目で追うのがやっとでした。
結構広いフロアも隅々まで踊り回っています。
激しいのにスマートで優雅。もう圧巻でした。

まとめとおまけ(ヅカヲタ的感想)

期待通りに楽しかった発表会と、圧巻のプロのダンス。
ダンスを見る感動は想像がついていたので、しっかり一曲一曲を楽しんで見ることができました。
想定外の感動がやっぱりダンスタイムのフラッシュモブです。(別にフラッシュモブじゃないけど)
本当に映画のワンシーンみたいで、踊れなくてもその空間に参加できていることにうっとりしました。

あと、女性ダンサーさんは皆さんヘアメイクや衣装だけでなく、香りまで凝っていました。
近くに来る度に良い香りがして、華やかな気分になりました。
※ヅカヲタあるある→スターさんの香りまで確認できたらプラチナ良席の証拠


最後にヅカヲタ的どうでもいい話です。
客席に座っていると、周りから聞こえてくるおしゃべりが何だか宝塚観劇中の“アレ”と似ているんです。

(登場と同時に)「あらっ、あの方背中綺麗ね~!云々」
(スタイルがちょっと残念な男性のペアに対し)「だってあの女性の方は顔も美しいしスタイルもいいし・・・云々」
(美女と野獣が始まる前に)「そうよ、あの方、美女と野獣をやるときだけベルの衣装を着るのよ!だから・・・云々」
(シルバー世代リフトを見て)「リフトもするんだー。あっ、2回も!明日絶対腰痛よ~。あ、でも女性の体型が可愛らしいから2回もできるのよね云々」

宝塚を観劇されたことのある方は身に覚えのある体験なのではないでしょうか。
とにかく演技中でもなんのその、その場で思ったことを隣の人とコソコソ喋っています(しかも周りにはまる聞こえ)

こういうところも宝塚を思い出させ、ますます観劇したくなりました。

ちなみにヴァイ子はヅカヲタ真っ只中だった頃、タカラジェンヌさんに憧れて憧れてどうしようもなく、ジェンヌさん愛用のお稽古バッグ・ナラヤのバッグを購入しました。
当時の仕事は夜勤もあったため、夜勤の際の大荷物はナラヤのバッグを使いジェンヌさんになりきっていました。
こちらがそのバッグです。


[ナラヤ] リボンバッグ 四角型M (パステルスプラッシュ)

可愛いし丈夫だし、なんにしてもタカラジェンヌになりきれる!

見た目は田舎のオバチャンですが、自分の中の自己像は清く正しく美しいタカラジェンヌです。
日常生活を少し華やかに彩りたい方、是非お試しください。