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手術を終え、退院まで残りあと二日!
貴重な入院(バカンス?)生活の記録です。
相変わらずの夜更かしで、助産師さんに起こされる朝です。
入院前は5時起きが習慣になっていましたが、すっかり小学生の夏休みの如しです。
さて、今日からは普通の硬さのお米が食べられます!
旅館の朝ご飯並の期待です。いや、久々のお米は絶対美味しいに違いない!!
わーい!!ご飯だーい!!!
味噌汁、切り干し大根の煮物、ふりかけ、牛乳です。
ちょっとご飯に対するおかずの量がおかしい気はしますが。
前回記事ではスプーンを持ってこなかったことを後悔しましたが、それ以上に梅干しや漬物が必要でした。
それでもふりかけをちょっとずつかけながら、きちんと全部食べました。
食後、しばらくして助産師さんが来室。
もう痛み止めは内服のみということで、点滴は卒業となりました!
何かあったときのために針はまだ刺さったままでしたが、身体に繋がっている管がもうなくなり、完全に自由の身です!
そしてきちんと離床して歩こうとしていることもあり、弾性ソックスも脱がせてもらいました。
さすがにまだ身体を折り曲げることはできず、助産師さんにおまかせしましたが、浮腫もなく綺麗な足とのことでした。
弾性ソックスは脱いでみて分かりましたが、ものすごく圧迫されていて苦しかったようで、色んな管や線が外されていく中で一番開放感がありました。
完全なる自由の身となり、シャワーの許可も出ました。
スムーズにシャワーを浴びることができるように、シャワールームの前に全てをセットし、いざシャワーを浴びます。
顔を洗い、髪の毛を洗い、身体へと洗う部位が移っていきます。
・・・とそこで、明らかに自分の身体がおかしいことに気がつきました。
お腹がありえないくらいに出ている!!
三日間お通じがないせいかと思おうとしましたが、それも無理があるくらいにポーンと出ているんです。
もう、妊婦さんのお腹のようです。
後から分かったことですが、腹腔鏡手術ではお腹に炭酸ガスを入れるため、術後はしばらくお腹が風船のように膨らむそうです。
それも徐々に抜けていくとのことで、心配はいらないそう。
それでもヴァイ子は自分がこの短期間でとんでもなく太ったのではないかと疑い、誰にも相談せずに退院後のダイエットプランを考えながら膨らんだお腹と付き合っていました。思考がちょっと病んでますね。
そんな出っ張ったお腹を見て若干食欲はなくなりましたが、昼食もきちんと食べました。
ムニエル、粉吹き芋、サラダ、果物です。
ウスターソースがついていましたが、どれにかけるのが正解か分かりませんでした。
全体的に味が薄いので、ムニエルと粉吹き芋にかけて食べました。
そろそろ気づき始めましたが、おかずの量や味付けに対して、ごはんの量がとても多いです。
気分的にも便秘に拍車がかかってきます。
お昼過ぎ、歩くのも慣れてきたし、座る姿勢もそこまで辛くなくなりました。
いつまでも自堕落に過ごすわけにもいかないので家計簿をつけていたら、不意打ちの診察。
テーブルを慌てて片付け、病人然としてベッドに横たわりました。
手術は右卵巣のチョコレート嚢胞はしっかりとれて、ついでに左卵巣にもあった内膜症もとってもらいました。
卵管通水もしたので今子宮はとっても綺麗な状態。
これで自然妊娠できますよと言われました!!
傷跡も問題なし、明日はそのまま退院とのことでした。
ただ、お医者さまの方からお腹の出具合を気にしてくださり、「普段からお腹って出てる?」と質問されましたが、やましい生活習慣のヴァイ子は「便秘のときは結構出ちゃいます」と強がって答えてしまいました。
ここで正直に答えていれば、お医者さまからガスの説明があったのでしょうが、結局ヴァイ子は膨れたお腹に不安を抱えたまま退院して、一週間後にネットで知ることになりました。
ちょっとした異変も、入院中は逐一質問して安心して退院するべきだと思いました。
明日には退院、夕食はお祝い御膳みたいなのかしらと期待してしまいます。
ひゃっほおおおおおおい!!!ヴァイ子の苦手なグリーンピースでお祝いだーーーーー!!!!!
卵とじ、しぎ焼き、清し汁です。
グリーンピースだけ残して全部食べました。ごめんなさい。
予定では明日退院、退院のしおりによると即日から車の運転は可能とありましたが、正直運転できる自信がありませんでした。
座っているだけですが、なんだかんだ運転は神経を使うし、ふとしたときに腹筋を使ったりもするので身体に響きそうです。
嘉太郎と話し合った結果、嘉太郎が電車で病院まで迎えに来て、ヴァイ子の車を運転してもらって帰ることになりました。
普段だったら強がって自分で運転して帰ると言っているところですが、思いの他痛みと不安があったため甘えさせてもらうことにしました。
朝一で点滴の針を抜いてもらいました。
ただ針が刺さっているだけとはいえ、微妙にだるくて痛かったです。
ちなみに点滴の針が痛い場合は、手の角度を変えてみたり、開いたり握ったりしてみると楽になります。
たった三日間程度の点滴針生活でしたが慣れたもんよ。
もう期待はしなくなりましたが、退院日の朝食です。
食パン、サラダ、ドレッシング、牛乳、ジャム、バナナです。
ジャムやバナナなんかの甘いものがあるので、かなり満足度が高かったです。
食後はすぐに退院準備。気分としてはホテルのチェックアウトです。
かなり現実離れした生活を送ることができました。
上げ膳据え膳の至れり尽くせり。
仕事も家事もせずに、動画を見るか寝るかの毎日でした。
病棟を出て、助産師さんに付き添ってもらい、売店で傷跡に貼るテープを購入。
傷跡を目立たなくするためにも、一ヶ月くらいは我慢してお風呂上がりにテープを貼り替えた方が良いそうです。
病院の外まで助産師さんに見送ってもらい、嘉太郎と合流。
かなり気ままな入院生活を送らせてもらっていたヴァイ子に対して、遅くまで残業した挙げ句に自分で食事の用意をしていた嘉太郎。
ちょっと後ろめたかったです。
ちなみに運転は嘉太郎に甘えて正解でした。
ちょっとした揺れも痛みに響くので、運転に集中できなかっただろうなと思います。
その後は嘉太郎実家、ヴァイ子実家に顔を出し、アパートに帰って安静に過ごしました。
退院後の生活は次回に続きます。
チョコレート嚢胞手術記録⑤ | ぎゃふべろ雑記 (1122iifuufu.com)