【筆記】秘書検定準1級に合格!勉強法ご紹介【面接】

秘書検定テキスト

スポンサーリンク

秘書検定準1級の受験記事から1年以上経ちました。

秘書検定準一級アイキャッチ 秘書検定準1級を受けてきたよ

受験の結果、筆記に関してはヴァイ子は合格、嘉太郎は不合格でした。
嘉太郎は勉強はしばらくお休み、ヴァイ子はそのまま面接試験を受験しました。

・・・が、試験当日は大雪のため家から出られず(前日はあまりに雪が酷かったため、会社から帰宅命令が出たくらいでした)受験できませんでした。
幸い、天候の都合上受験できなかった場合は次回に持ち越すことができるようなので、翌日協会に連絡をして令和5年の7月に受験させてもらえることになりました。
※面接試験は当日に欠席した場合、筆記試験から受験しなおしになります。
ヴァイ子のように災害などのやむを得ない場合は協会HPにアナウンスが出るので、慌てて試験会場に連絡を入れたりせず、協会の指示に従って行動しましょう。

結論から言えば、7月の受験は不合格、その次の12月受験で合格しました。

晴れて合格できたので、感想やおすすめの勉強法をご紹介します。

面接試験の内容とは

秘書検定準1級の面接試験は、上司、お客様への対応を面接官の前でロールプレイします。
態度、振る舞い、話し方、言葉遣いなどが秘書検定準1級レベルとしての水準を満たしているかを評価してもらうことになります。
ロールプレイの内容は挨拶、報告、状況対応。
三人いる面接官の前で、一人目に挨拶、二人目に上司への報告、三人目にお客様への対応を課題に沿って演じます。
報告内容は試験前に課題シートを渡されるので、2分間で覚えてそれを報告します。
2分って短いですよね。ムスカなんて3分間も待ってくれるのに・・・。
状況対応は完全にアドリブで、目の前でパネルが出されるのでそれに従って対応をします。
2パターン用意されていますが、普段の会社勤めの中でよくある状況ながらもふとしたしぐさや言葉遣いでアラが出やすく油断できません。

ロールプレイング後に試験官からその場で評価をしてもらったアドバイスシートを受け取り、試験終了となります。

アドバイスシートの中身

アドバイスシートにはそれぞれチェック項目があり、できていない部分にVが入ります。
VVだと要注意ですが、まあまあであるの項目にΛがついているといい線いってるみたいです。
ヴァイ子の受け取ったアドバイスシート、公開します。

一回目の受験

一回目アドバイスシート

かなり緊張しながらの受験だっただけに、相当ぎこちなかったみたいです。
正直、自分が何を話したか、どんな振る舞いだったかすら覚えていません。
ただ、言葉遣いの評価が良かったのは旅館でバイトをしていたからでしょうか、無意識でも丁寧にできていたみたいです。

試験後はネットでアドバイスシートについて色々と調べて、「Vの数と合否は関係ない」「Vが3つついていたけど合格した」「Λが1つでもついているなら上出来!合格おめでとう!」など自分にとって都合の良い情報ばかりをかき集めていましたが、結果は不合格。

合格の基準って一体何なんだろうと考えながら、二回目の受験を決意。

二回目の受験

二回目アドバイスシート


おおお!オールまあまあである!!
確かに一回目の受験に比べると段違いに手応えはありました。

それでも「*このアドバイスは合否には関係ありません」の一文と、ネット調べによる「オールまあまあであるでも落ちた」という情報から、合格通知が届くまでは不安な日々を過ごしていました。

ちなみに合格通知はハガキ一枚。
合格証書はQRコードからダウンロードすることになっています。
不合格経験者としては、再受験料振込用紙が同封された分厚い不合格通知の封筒ではなくペラペラのハガキ一枚にこんなに安堵感を覚えるとは思いませんでした。

秘書検定準1級合格のメリット

秘書検定は2級から履歴書に書けますが、アラフォーともなると社会人としての一般常識レベルという感も否めません。
厳しい面接試験を攻略して得た準1級も、そこまで胸を張れるかと言われればにんともかんとも・・・。ヴァイ子の自信のない性格もあると思いますが。
それでも思わぬメリットがあったので紹介します。

自分自身の変化

勉強をしていると、自然と勉強内容が普段の生活で実践されていきます。
特にヴァイ子は仕事で電話対応をよくしているのですが、お取引先の方からは「電話対応が丁寧な人!」と覚えてもらえるほどになりました。
些細なことですが、外部からそう思われるって会社にとってはすごく大事なことですよね。

実際、電話に出るときも教科書で勉強した通りの言葉が自然とスラスラ出てきて気持ちが良く、電話に出るのが楽しくなりました。

周りの反応

合格はおろか、受験したことすらもあまり人には話していませんが、現在転職活動中ということもあり、職業訓練時代の恩師(70代)と派遣の担当さん(50代)には報告したところ、とにかく大絶賛の嵐!
ヴァイ子としては秘書検定準1級よりも簿記2級の方が苦戦したつもりでいたのですが、先生も担当さんも簿記2級に関しては「おめでとう!」「さすがです!」程度。
ところが秘書検定準1級は「秘書検定準1級はさすがにスゴい!!」「こんな難しい検定、よく合格できましたね!独学ですか!?」と驚かれ尊敬されるレベルです。
どの程度あてになるのか分からない資格難易度ランキングサイトでも、簿記2級の偏差値は58、秘書検定準1級の偏差値は50なのに、です。
話を聞くところによると、どうやら昔の秘書検定準1級の面接試験は相当難しかったそうで、英語で受け答えをしたりしたそうです。そりゃあ難しいよね。

昔の秘書検定しか知らない人には優秀だと思われやすく、コスパが良いです。

おすすめの勉強法

一回目の受験はユーキャンについていたDVDをひたすら見て、さらに追加購入した問題集で報告課題を覚えたり、状況対応の言い回しの練習をしていました。

秘書検定テキスト

沢山のパターンが用意されているので数をこなせます。

しかしヴァイ子は独学で落ちてしまったので、二回目は秘書クラブ主催の面接試験対策講座を受講しました。
12,000円と決してお安くはない受講料で、2時間ほどの講座を二日に分けて受けます。

受講してみた結果、やって良かった!!

人によって感じ方が若干変わってくる身だしなみなどについても気軽に質問できます。
ヴァイ子はお化粧の濃さや髪留めが派手派手しくないかなんていう些細なことすらも質問しました。

ロールプレイについても、受講生それぞれ弱点が違いますが、一人一人をしっかり見て指摘してもらえます。
ヴァイ子、一回目のアドバイスシートにチェックされていた「動作に丁寧さが欠ける」と「落ち着いた感じが必要」が一体何のことか分かっていませんでしたが、具体的に説明して改善策を教えてもらえました。
ちなみにヴァイ子は緊張のあまり目が泳ぐ、だんだん早口になってはっきり話さなくなる、というのがチェック項目の正体でした。

受講すればするほど弱点を指摘されるので、受講前よりもむしろ自信がなくなってしまいます。
それでも指摘された部分は意識するようになるので、それを踏まえて試験日まで毎日練習をしたら、当日は結果を出すことができました。

独学でも合格できる方はできるでしょうが、気付くことのできない弱点を客観的に指摘してもらえたり、受講生同士で励まし合えたりするので、受講はおすすめします。

以上がヴァイ子の秘書検定準1級戦記でした。これから受験される方のご参考になれば幸いです。


改訂2版 出る順問題集 秘書検定準1級に面白いほど受かる本

秘書検定実問題集準1級 2023年度版