スキルアップや株式投資に役立つ!ビジネス会計検定3級を受けてきたよ

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花粉舞う3月12日、ヴァイ子はくしゃみ鼻づまりと闘いながらビジネス会計検定を受験してきました。
この季節の試験は勉強期間も含め、花粉症持ちにとっては結構なハンディキャップです。
頭がボンヤリしながらも、受験レポを書いていきます。

ビジネス会計検定とは

ビジネス会計検定は、大阪商工会議所主催の検定試験で、3級、2級、1級とあります。
有名な日商簿記は財務諸表を作る検定ですが、ビジネス会計検定ではその作った財務諸表を分析する検定になります。
簿記は財務諸表を作る技術なので主に経理屋さんに必要なスキルですが、分析はあらゆるビジネスパーソンや株式投資に必要なスキルです。
と太字で堂々と言い切りましたが、ヴァイ子は社会人をしつつ株式投資もしていますが、この資格の勉強をするまでは分析はからっきしでした。
難しそうだしする必要はなし!分析ができなくても問題なく仕事も投資もできてきたもんね!と逃げてきました。
ところがいざ勉強してみると意外と面白い。
今までスルーしてきた報告書も、大事な情報として積極的に見るようになりました。
それくらいに勉強のし甲斐のある検定です。

3級の出題内容

公式テキストの目次通りになりますが

  • 財務諸表とは
  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書
  • 財務諸表分析

以上を学んでいきます。
ヴァイ子は簿記2級、FP2級までを学習済み(いずれも試験は落ち、合格は3級のみ)であるため、貸借対照表や損益計算書、財務諸表分析の中の収益性や1株あたりの分析はそれほど手こずることはなかったです。
お金に関する資格の勉強をしていると、何だかんだ被るところはありますね。
それでも見慣れない言葉や初めて知ることが沢山で、テキストを履修するにも2ヶ月くらいかかりました。

受験してみた感想

ヴァイ子の受験した第32回は1月20日から申込受付開始、コンビニ決済かクレジット決済かで締切が変わりますが、1月末から2月頭になります。
ちなみに団体受付もあるそうで、こちらはもう少し受付期間が早いみたいです。
受験料は3級が4,950円2級は7,480円1級は11,550円(いずれも税込)。
受験資格も特になく、何級から受けることもできるし、連続する級を同日に併願することも可能。
受験地はそれほど多くはなく、ヴァイ子の住む北陸では金沢だけでした。
2007年からスタートした比較的新しい資格なので、仕方ないですね。

そんな北陸3県から受験者が殺到するであろう金沢会場、当日3級の受験者人数は50~60人くらいでした。
やはり簿記やFPほどメジャーな資格ではないですね。

試験時間は2時間、開始30分後から途中退室可能です。30分って早すぎでしょ。
ところが3級の難易度は易しめとのことで、30分経ったらぞくぞくと退室していきました。
ちんたらと問題を解いていたヴァイ子は結構焦りましたよ。

ちなみに実際の試験では、計算用に一枚真っ白な紙をいただけたり、問題冊子内で数ページにわたる資料は切り離せるようになっていたりして、とても親切でした。
こんな感じ。

過去問で何度もページを進んだり戻ったりしていたので、本番はとても問題が解きやすかったです。

それなりの手応えで終了30分前に退室。楽しかった!

ヴァイ子のした勉強法

まだまだ歴史の短い試験なだけに、情報量も少ないです。
ヴァイ子の勉強法はひとまず正攻法。公式テキストと問題集の履修です。

問題集は各章ごとに数十問、総合問題が8回分、過去問が2回分あります。
総合問題は虫食い財務諸表の穴埋めをしつつ問題を解いていく形になります。
計算を間違えて虫食い部分に違った数字を入れてしまうと、後々の問題に支障をきたすという二次災害のリスクをはらんだ緊張感たっぷりの問題です。

ヴァイ子としては、総合問題前の小問で頭を悩ませるより、総合問題を沢山解いた方が自然と小問も解けるようになる印象です。
総合問題は実際に財務諸表を見ながら解くので想像しやすいですしね。
日本語の弱いヴァイ子は、小問の言葉だけで問題を解こうとするよりも、総合問題で場数を踏む方が理解できます。

学習自体は試験3ヶ月前から始めていたものの、小問の難しさに問題集とテキストを行ったり来たり。
総合問題は試験3日前にやっととりかかることができました。
正直、総合問題から先にやっておけばすごく効率が良かった!
そうしてたら、余裕をもって問題集2~3周くらいできていたかもしれません。
後悔、役に立たず。

自己採点とまとめ

試験会場から出てすぐに解答速報を確認してみたら、既に出ていました。
前々から思っていたんですが、この解答速報って誰が作っているんでしょうね。
すごく仕事が早いです。・・・あっ、開始30分で退室した人か!!合点!!

自己採点の結果、9割正解していたので合格。満点めざしていたから悔しいです。
何をそんなに満点にこだわっているかというと、ビジネス会計検定は満点をとると記念にボールペンがもらえるそうです。
これは合格どころか満点目指したくなりますよね。

満点はとれませんでしたが、割とあっさり合格できる3級は財務諸表分析の入口にとても良かったです。
簿記やFPの学習で理解しきれなかったところも補完できたし、もっと詳しく知りたくなりました。
今後、頃合いを見て2級にも挑戦していきたいと思います。
この記事を見て興味を持たれた方も是非一緒に挑戦していきましょう!