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ヴァイ子の通っている鍼灸院の先生は妊活を専門でずっとされているので、とにかく妊活情報が豊富です。
この時期に必ず取り入れたいのが、膝と足首を冷やさない!温める!!
膝と足首は子宮への血流に関わっているそうなので、移植後は特に温めてナンボだそうです。
こちらのレッグウォーマーはよもぎ成分が配合されているあたり、履く足湯というより履くお灸です。
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宿題
まずは今回の宿題の出来っぷりです。
点鼻薬は指示通り、使用する1時間前に冷蔵庫から取り出し常温に近づけます。
そして夜の23時30分と0時にきちんとできました。
翌日は問題の座薬です。
またトイレで四苦八苦し、座薬が溶ける30分くらいは眠れない夜を過ごすのかと思うと座薬を入れる手が震えるし、おしりの穴も拒否しちゃいます。
が、なんだかんだ一度経験をしてしまうと案外すんなりと入っていきました。
採卵の傷みと比べてみたからか、はたまた数日前に大腸内視鏡の体験談を聞いたからかは分かりませんが、前回に比べれば異物感はあれど痛みはそれほど感じないし、便意もそこまで強く感じませんでした。気持ち悪いものは気持ち悪いけどね。
なかなかの優等生です。慣れてきたものです。
自身を持って受付へ行き、リカバリールームへ案内されました。
リカバリールームへ
リカバリールームで手術着に着替えてスマホをいじりながら待機していると、ナースさんが点滴用の針を刺しに来ました。
点滴はオペ室に入ってからだとばかり思っていたので、面食らっちゃいました。
点滴の針は採血の場所から手に向かった、肘から手首の間くらいに刺されることになります。
あまり慣れていない場所なので、気分的にもイヤだし痛い気がします。
その後、お尻にも注射をされました。思ったよりも針を刺され放題です。
ゲンナリっぷりが顔に出てしまっていたのか、注射後に「ごめんねー、これで痛いことはもうしないからねー」と言われました。
まるで小児科さながらです。でも正直この言葉を聞いて安心しました。
点滴針を刺してもらうときに、麻酔使用についてヴァイ子が気になって気になって仕方がなかったことを質問。
ヴァイ子「オペ室で眠ってしまった後は、どうやってここへ帰ってくるんですか?」
看護師「眠ったまま、スタッフがベッドに移して戻ってくるので安心して寝ててくださいねー」
ヴァイ子「あのう・・・下着ってどうなるんでしょう?」
看護師「あ、ショーツね。ちゃんと穿かせてから戻るので大丈夫!」
やっぱり!!
いや、やっぱりって言ってる割には、この日はヴァイ子はちょっと古いぱんつを穿いてきてしまいました。
まさかぱんつを見られるどころか穿かせてもらうなんて・・・。うう・・・恥ずかしい・・・。前日から分かってたら、もうちょっと新しいぱんつを穿いてきていたのに・・・。
せめて裏返して穿いていないかの確認も兼ねて、点滴を引きずりながらトイレへ行きます。
その後も色々と諦めながら待機。
身動きが取りづらい状態での待ち時間って長く感じますね。
隣の部屋の人が採卵を終えて帰ってきたような声が聞こえたので、ようやくヴァイ子の番です。
ナースさんに迎えにきてもらって、オペ室へ行きます。
いざオペ室!
一回めの採卵が痛かったことと移植しても妊娠できなかったこと、残りの受精卵も育たなかったことから、オペ室は若干のトラウマになっています。
いくらナースさんやドクターが優しくしてくれても、「痛い思いをするわりには何一つ残らない場所」とヴァイ子にはインプットされているため、怖い気持ちが強いです。
さっさと麻酔を入れてもらって寝ちゃいたいなァと思いながらも、一応は愛想良くナースさんの指示に従います。多分オドオドは伝わってるよね。
一回め同様、カーテンの中でぱんつを脱ぎカゴに入れ、オペ台に寝そべります。
しばらく待っているとドクターが現れました。
「ハイ、ぎゃふべろさ~ん、こんにちは。今日は麻酔をしますからね~寝ることに集中しちゃってくださいね~」
ドクターも忙しくてテキトーな言葉が出ちゃうんでしょうか。しかしヴァイ子には楽になる一言でした。
麻酔を入れられたので、意識のあるギリギリまでどんな感じか記憶しておいてやろうと目をギンギンに開いていたら、ナースさんから「もう目も閉じちゃってくださいね~」と指摘されちゃいました。
ヴァイ子のくだらない挑戦がバレたのでしょうか。
大人しく目を閉じたら、なんだかもうくだらない挑戦も周りの声もどうでもよくなっちゃいました。
目が覚めた
気がつくとリカバリールームのベッドの中です。
あの痛い採卵が眠っている間に終わったなんて、麻酔ってなんて素晴らしい裏技なんでしょう。
意識は朦朧としていますが、採卵が終わったことが嬉しくて嬉しくて仕方がありません。
ボンヤリしながら嘉太郎にラインで報告。
その後どうやらまた寝落ちしていたようで、二時間後にしっかりと目が覚めました。
トイレで消毒ガーゼを取り(改めてぱんつ穿かせてもらったことを実感した)、ナースさんからの説明を受けて終了。
麻酔をしたこの日は一日運転ができません。
酔っ払った状態と同じと説明を受けましたが、確かに夜になっても二日酔いみたいなだるさやボンヤリ感がありました。
お会計は21,140円。麻酔をすると少しだけ高いです。
今回の採卵個数と今後の予定
今回採れた卵は3個でした。前回よりも1個多いです。
卵は量より質と言われていますが、やっぱり多く採れると嬉しいものですね。
3個とも無事に受精してほしいです。
前回は移植しない1個を胚盤胞まで育てようとして失敗したので、今回は2個とも初期胚のまま凍結しようかなと思っています。
ヴァイ子、実は子供は3人が希望なので、あわよくばこの3個で妊娠しちゃいたいなァと期待しちゃってます。