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ぎゃふべろ夫婦、この夏は加賀市で加賀市らしいカフェを探して巡ってきました。
カフェ巡りってコスパ良く外出した気分になれますね。
外でお茶を飲むだけですが、少しだけ日常から離れられるので一息つけます。
今回は城下町大聖寺の九谷焼美術館内にあるカフェ、茶房古九谷がとっても素敵だったので紹介します。
九谷焼とは
まずは主役である九谷焼の説明から。
結構歴史があるみたいなので、ざっくりとしたものになります。
17世紀の江戸時代前期に、大聖寺藩を発祥として作られた磁気です。
この時代に作られた九谷焼を「古九谷」と呼ぶそうです。
この古九谷は50~60年程の活動後に休止、その後19世紀に復活します。
九谷焼に惚れ込んだ敏腕商人・伝右衛門さん(屋号は吉田屋)投資し開窯、吉田屋窯と言われ、その後に後継者の宮本屋宇右衛門さんの宮本屋窯、新たに作られた松山窯があります。
その後も素晴らしい絵付師さんにより海外でもバズった九谷焼。
現在も作家さんが伝統を守りながらも新しい作品を作っておられます。
画像は石川県九谷焼美術館公式サイトより引用。
芸術に疎く、かつ色々とレベルの低いヴァイ子は、九谷焼を見るとビックリマンシールを思い出します。
この奇抜というか斬新な色や細かい絵がなんか似てません?
茶房古九谷へ
お目当ての茶房古九谷は九谷焼美術館の中にありますが、この九谷焼美術館の隣には加賀市立図書館と古九谷の杜という公園があります。
さすが城下町といった感じの文化的な並びですね。
古九谷の杜を少し歩いてみましたが、結構広くてお花も植えられたりしていて楽しいです。
古九谷の杜から階段を上って茶房古九谷に入れます。
ですが、今回ぎゃふべろ夫婦はせっかくなので美術館の中から入っていきます。正確には外からの入口に後で気付いた。
美術館を入って右手にある階段を上るとカフェフロアに着きます。
内装がモダンで落ち着いた雰囲気です。
カフェフロアの奥にはホールやお茶室があるそうで、コンサートやお茶会、句会などのイベントが催されているみたいです。
うう・・・なんて高尚なんでしょう・・・!
ギャラリーな店内
カフェに入って席まで通されます。
カフェ入口のショーケースにはおすすめメニューの紹介。
ショーケース内の器は購入可能。
天気が悪かったので屋内席へ。着席後も物珍しいのであれこれと見てしまいます。
器が沢山並べられていて、こちらも購入可。
テラス席は古九谷の杜側入口に繋がっていて、こちらにも鉢植えが並べられていました。購入可。
メニューは以下。
嘉太郎もヴァイ子もお抹茶を頂くことにしました。
九谷焼で頂くお茶
お抹茶はバイト先で飲む機会が多いですが、生菓子も一緒に頂く機会はなかなかないので楽しみです。
わくわくしながら店内を物色していたら運ばれてきました。
器どころか生菓子の内容も違っているのが嬉しいです。
しかもお花まで添えてあって、とっても素敵なコーディネートです。
本来お抹茶はお菓子を頂いた後に飲むのがマナーみたいですが、隅っこのテーブルということもあったのでマナーもへったくれもなく自由に頂きました。
お菓子も嘉太郎と半分こしながら頂いちゃいましたよ。
お茶を飲み終えてしばらくすると、器を下げに来られて「白湯をお持ちします」と言われました。
先ほどの飲み終わった器に白湯が注がれています。
白湯で器を綺麗にしつつ、お抹茶の残り香を楽しむというお作法なのでしょうか。マナー知らずのぎゃふべろ夫婦です。
それにしてもお盆もお花も新たにコーディネートされて、とても凝ったおもてなしですね。
白湯も頂き満足していると、さらに冷たいほうじ茶も出てきました。
ちなみにテーブル上の一輪差しも値札がついていたので購入可。
こんな風に置いてあるとついつい欲しくなっちゃいますね。
とにかくお茶と九谷焼をとことん楽しむことのできるカフェです。
よくあるおしゃれカフェとはまたひと味違った非日常を体験できるのでおすすめです。
茶房古九谷の情報
住所 | 石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13 石川県九谷焼美術館2階 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 0761-72-6366 |
↑九谷焼はコラボもしてるみたいですね。