【福井県あわら市】十阡萬（じゅっせんまん）の海老フライがスゴかった！【とんかつ屋】

福井県の名物、ソースカツ丼にはヨーロッパ軒派と十阡萬派の二つの流派があると小耳に挟みました。
ヨーロッパ軒は行ったことがあるし、テレビやネットでもよく紹介もされているだけに、十阡萬が逆にすこぶる気になる！
ということで行ってきました。
ちなみに十阡萬はソースカツ丼だけでなく、ジャンボ海老フライというものも名物だそうです。
海老フライ好きのヴァイ子としては期待で胸が膨らみます。

十阡萬 金津店

かつての８号線沿いに佇む老舗のお店です。
８号線がバイパス化されたので、8号線から少し逸れた道を走ると看板が見えてきます。

昔のお家風の外観。
創業からずっとこのままなのでしょうか。昭和感があって懐かしい気持ちになります。
おマヌケな顔をした豚のイラストも可愛い。

お店に入るとすぐにサンプルのショーケースがありました。
食品サンプルって最近あまり見ないだけにものすごくテンションが上がります。
しかし名物のジャンボ海老フライ定食は何故だか揚げる前の色です。

店内はレトロな雰囲気。
インテリア等から子供の頃にお邪魔した親戚のお家が想起されて、安心感があります。
これは下手に改装とかしてほしくないですね。

メニュー

メニューは以下。

卵とじカツ丼は残念ながらお休み。

・・・。


ジャンボ海老フライまでお休み！？

これを目当てに来ただけに少し残念です。
とは言え、他にも魅力的なメニューが盛りだくさんです。

定食のメインディッシュは単品としても提供されています。
目玉焼き60円ってまたすごいなァと、ヴァイ子は酒のつまみ前提で見ていましたが、ただ単にトッピングとしてのメニューっぽいです。
多分目玉焼き単品で頼んでも通りそうですが。

今回はヴァイ子は瓶ビールと海老フライ単品、嘉太郎はソースカツ丼と越前そばのセットを注文しました。

海老フライ

ジャンボ海老フライから妥協して選んだはずですが、普通の海老フライですら異様な大きさです。
こんな立派な海老フライ、なかなか見られません。
衣はサクサク、そして海老はプリップリで弾力があります。
注意しないといけないのが、大きくて衣がサクサクなので口の中をケガしないこと、熱さで火傷をしないことです。
ホントすごい！！
タルタルソースは自家製のようで、玉子がたっぷりと使われていました。
贅沢極まりない一品です。

ソースカツ丼 越前そば

これぞ福井のソースカツ丼！！大きなカツが２枚、蓋をするのも諦める大きさです。
うすいカツはお肉の柔らかさもあって箸で切れるほど、しっかり染み込んだ甘辛いソースでごはんがすすみます。
越前そばは大根おろし、ねぎ、鰹節だけが乗ったお手本のような越前そば、香りの良い本格的な蕎麦でした。

十阡萬 金津店の情報

８号線のバイパス化によりお店の前はあまり車の通りが少なくなりましたが、ぎゃふべろ夫婦がお邪魔した１４時前頃でもお客さんが次から次へと入ってきていました。
人気の老舗店のようですね。
是非ソースカツ丼や名物の海老フライ、そしてお店のレトロな雰囲気を楽しみに行ってみてください。