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ごりごりの妊活中のヴァイ子です。
「妊娠したらなかなか歯の治療ができないから、妊娠していない今のうちにさっさと検診に行ってきなさい」とヴァイ子母からしょっちゅう言われていました。
が、特に歯が痛むこともなく歯医者へ行く必要性をあまり感じないヴァイ子。そもそも病院嫌いだし何とかして行きたくない。
それに結果が出てないだけで、今妊娠してるかもしれないモン!と妊娠と歯医者へ行かずに済むことに希望をかけていました。
そんなヴァイ子もとうとう観念して歯医者へ行かねばならなくなりました。
歯医者へ行くきっかけ
一ヶ月半くらい前から食べ物を噛むと奥歯が痛み始めました。
食べているときだけだから気のせいかも。たまたまなのかも。
そう思い込ませながら一ヶ月我慢していました。
しかし食べものを噛むときに痛むって実はかなりのストレスです。
人間、食べないと生きていけないし、食べるの好きなヴァイ子にとっては食べることが人生の楽しみでもあります。
生命維持と人生の楽しみにこんな痛みが伴うとは・・・。
歯医者へ行こうか悩み始めた頃、徐々に冷たいものを口に含むだけで痛むようになっていき、とうとう日によっては何もしてなくても痛むことが出てきました。
これはもう諦めよう。ていうか、この痛みからさっさと解放されたい!
そう思い、近所で評判の良い歯医者を予約。
やむを得ず土曜日の食堂バイトはお休みすることに。しょんぼり。
5年以上ぶりに歯医者へ
正直、5年どころかもっと行っていないかもしれない、それくらい記憶が曖昧なほどご無沙汰です。
ちなみに以前通っていた歯医者は土曜診療をやっていないため、新規開拓となりました。以前はシフト制の仕事だったため、平日の日中でも行けていました。
新しく通院するクリニックは、ドクターが猫好きなのか、いたる所に猫グッズが散りばめられていて癒やされます。
診察室にすらも猫の絵が飾られていました。
子供や歯医者が怖い大人は勿論、きっとドクターもこの絵に癒やされているのでしょう。
レントゲンを撮り、衛生士さんからヒアリングを受けます。
口の中も見てもらいましたが、ヴァイ子は口が小さいため口を広げる器具を使用。
そうそう、歯医者の何が辛いって、口を頑張って開け続けなければいけないことだったと思い出しました。
以前通っていた歯医者は気合いと根性で口を開け続けていましたが、こちらでは口広げマシーンがあるお陰で少し楽です。
その後、ドクターとご対面。どきどき。
診察と治療の説明
40代くらいの元気な先生が現れ、ニコニコしながら診察がスタート。
歯医者の怖いところって、歯を一本一本診ながらドクターが専門用語で歯の状態を衛生士さんに伝えていくところもあります。
専門用語な分、何言ってるのかさっぱり分からないので、今の状態や今後自分は何をされるのか全く想像がつきません。
診察後、怯えているのがバレないようにポーカーフェイスを気取りながら先生の話を聞きます。どうせ伝わっちゃってるんだろうけどね。
「痛む側の上の歯と下の歯が一本ずつ虫歯ですね。あと、親知らずがあるのでこのせいで歯に痛みを感じたり虫歯になりやすかったりします。親知らずは別になくても困らない歯なので、この機会に抜いても良いのではと思いますが・・・」
親知らずを抜くチャンス!ラッキー!!
ヴァイ子、今回指摘された反対側にも親知らずがあり、五年前くらい(つまり最後に歯医者に行った時)に抜きました。
この親知らず、体調が悪い日とかは痛んだりして結構ストレスだったんですよね。
そんな親知らずを抜いてみると、ひどく張っていたエラが徐々になくなっていったんです。
エラ張りがコンプレックスでボトックス治療も検討していた身としては棚からぼた餅。
親知らずのストレスがなくなった上に、コンプレックスまで解消されました。
とは言え、片方だけエラがなくなったのでアンバランスな顔の形をしていて、嬉しい半面それが気になっていましたが、とうとうそれも解消される日が来ました!
二つ返事で親知らずも抜くことが決まり、治療プランが伝えられました。
歯石除去→虫歯の治療→親知らず抜歯、といった具合です。
歯の痛みとエラ張りコンプレックスの二つが解消!勇気を出して来て良かった!!とテンションが上がったところで一つ不安が・・・。
妊娠の“可能性”がある場合
最初の問診票でも「現在妊娠もしくは妊娠している可能性がありますか」という質問がありました。
この質問って、妊活中(特に何度も空振りしてきた身)としてはとっても答えづらいです。
子作りしながら結果待ちという状態だと、「どうせ今回も駄目かもしれないのに、大見得きって妊娠している可能性があるなんて言えないしなあ」と卑屈になり、堂々と問診票に書くことができません。(病院側としたら大事な情報なので書いて欲しいんでしょうけど)
今回は虫歯の治療と、親知らず抜歯という本格的なオペが待ち受けているため、衛生士さんに相談することにしました。
「あのぅ・・・今妊活中で、決して妊娠しているというわけではないんですが、もしかしたらしているかもしれなくって、まあ・・・その・・・あと2週間ほどで分かるんですが、まあ精々可能性がもしかしたらあるかもっていう程度で・・・」
この、ものすごーーーーく奥歯に物が挟まったような言い方をしてしまうの、妊活中の方は分かっていただけますでしょうか。
卑屈な方向で自意識が過剰になってしまうため、「え?ひとまず努力はしてるんだろうけど、結果も出てないのに可能性があるなんて言っちゃうわけwwwてかそんな高齢で妊娠できるなんて思ってるんだwwwww」とか思われないかなーと心配してしまうんです。普通に考えれば絶対にそんなことないんですけどね。
衛生士さんは勿論ごくごく普通に「先生に相談してきますね」と言ってドクターに説明してきてくれました。
ドクターもごくごくごく普通に「麻酔はお腹の赤ちゃんにどうしても影響出ますし、麻酔なしの治療はかなり痛いですしねえ。安定期に入ってからじゃないと治療はお勧めできないので、それまでは歯の痛みを我慢していただくことになります」と丁寧に説明してくださいました。
うーん、こんなことなら堂々と可能性があるって問診票に書いちゃえば良かったです。
結果、妊娠しているか分かってから再度治療の進め方を決めることになり、ひとまずは歯石除去を上の歯と下の歯の二回に分けてすることになりました。
今回は下の歯の歯石除去です。
歯石除去をして思わぬ奇跡が!!
久しぶりの歯石除去です。
もうずっとしていないので、自分の歯がどれくらい汚れきっているのかも分かりませんが、かなりやりがいのある歯石っぽかったです。
綺麗に除去してもらったあとにうがいをすると、黒い屑がいっぱい出てきました。
舌で歯を触ってみると、何だかもう自分の歯じゃないみたい。
最後に衛生士さんから歯磨きの指導を受けます。
普段の歯磨きは上手にできているとのこと。スマホ見ながら気づいたら5分以上は磨いてるもんね。
あとは市販の糸ようじを使って歯の隙間を毎回綺麗に手入れするように言われました。
これ、習慣にするのって結構大変そうです。
鏡で改めて歯を見てみると、一本だけ黒ずんでいた歯が真っ白に生まれ変わっていました。
もう、この歯は以前歯石除去してもらったときも綺麗にならず、ワインとコーヒー好きは生涯付き合っていかねばならないものだと諦めていたので、もうもう嬉しくて仕方がないです。
まるで新品の歯のようです。ものすごく間違った表現ですが、伝えたいことは分かっていただけますでしょうか。
見せびらかしたくて仕方がありませんが、マスク社会なのが残念で仕方が無いです。
歯医者には定期的にいくもの
次回は妊娠の結果が分かった頃にということでしたが、人気のクリニックであるため予約がとれたのは丸一ヶ月後。
次の周期での結果待ち期間となります。とほほ。
しかし綺麗な歯を手に入れられた満足感は大きすぎます。
面倒くさがらずに歯医者へは行かないといけないなと思いました。
それに、虫歯になっていた場合は歯ばかりは自然治癒しませんしね。
行く前は気が重かったのですが、今後の治療が楽しみになってきています。
はやく小顔になりたい!!虫歯の痛みはどこへ行った。