スポンサーリンク
とんちんかん代表、ヴァイ子です。
2024年は、しぶとく勉強を続けてきた日商簿記2級の合格からスタートしました!幸先良いです。
ネット受験をしました。合格点が70点なのでギリギリですが、合格は合格です。
簿記2級は今回で4回目。
落ちる度に「自分はセンスがないんじゃないか」と諦めたくなりましたが、あの手この手の勉強法でモチベーションを維持しながら受験を繰り返し、やっと合格を手にしました。
すいすいと理解して合格をされる方もいらっしゃいますが、ヴァイ子のように沼にはまって何度も受験をしている方や、初めての受験でも勉強法の手がかりを知りたいという方のご参考になればと思い、ご紹介させていただきます。
目次 非表示
まずはこれまでの成績です。
一番最初に受けたのは2020年1月の統一試験。
ちょうど職業訓練校に通い簿記を習っていました。
入校1ヶ月で簿記3級合格、その2ヶ月後に2級を受験するも不合格。
点数までは分かりませんでしたが、正直3級もあっぷあっぷの怪しい状態のまま合格できた上での2級だったので、相当成績は悪かったと思います。
いつかリベンジしたいと思いながらも放ったらかしにしていましたが、2年前から秘書検定、FP、ビジネス会計検定を始めてトントンと合格、この勢いで簿記2級も再挑戦する気になりました。
FP2級に合格した2023年の6月から簿記2級の勉強を本格的にスタート。
初学者じゃないからすぐに合格できるだろうと、8月にネットで2回目の受験。
・・・。
ギャフベロハギャベバブジョハバ!!
これ、1回目の受験よりもひどい成績なのではないでしょうか。甘く見過ぎていました。
ちなみにこの回は「仕訳ができればまあなんとかなるだろう」という謎の自信だけで受験しました。
結果はただの記念受験です。
仕訳だけではダメだ!工業簿記をしっかりと押さえて、連結もそれとなくできるようにしておこう!
と、模試の問題で練習をスタート。
解けたり解けなかったりを繰り返しながら、本番でも運が良ければ解けるだろうという意気込みで10月に3回目の受験。
・・・。
ギャフベロハギャベバブジョハバ!!
当然の結果として受け入れざるを得ません。
やはり足下のおぼつかない勉強量ではこうなるのも当たり前、次は100点を取るつもりで勉強を始めます。
知名度も実用性もある資格とはいえ、ヴァイ子にとっては資格の勉強はレクレーション活動。
あまりお金をかけずに合格したいと思い、最低限の教材で勉強をしたのでご紹介します。
ヴァイ子がお世話になったのはCPAラーニングさんとYouTubeのふくしままさゆき先生です。
どちらも無料で、何度でも見ることができます。(ふくしま先生は一部有料)
動画講義1周めはCPAラーニング、その後の分からない部分の補完はふくしま先生を頼りました。
理解力とセンスのないヴァイ子、一つの教え方ではなくあらゆる角度、説明で教えてもらわないと納得できなかったりするからです。
CPAラーニングは商業、工業ともども違ったタイプのイケメンの先生が教えてくださるので、動画を見るのが楽しいです。
商業簿記の登川雄太先生は東出昌大さん風、工業簿記の植田有祐先生は相葉雅紀さん風のイケメンです。ほら、勉強が楽しくなった!!
CPAラーニング|簿記や会計を完全無料で学ぶならCPAラーニング (cpa-learning.com)
CPAラーニングは会員登録(無料)が必要です。
ふくしままさゆき先生はYouTubeにて気軽に視聴できます。(連結会計と一部動画はメンバー登録が必要)
ふくしま先生は動画にお顔を出すことはないので、イケメンに見とれて集中できないという心配はありません。
画面いっぱいに説明を書いてくれていて、それに対する丁寧な説明を軽妙に語ってくださるので理解しやすいです。
おそらく似たような年代なので、動画内のネタもツボにはまることがあって面白いです。
油断して講義の内容に集中していると、思いっきり吹き出してしまうこともあるくらいです。
(517) 【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき – YouTube
計画性のないヴァイ子、受験申込みをしてから勉強の計画を立てるため毎回時間がありません。
動画は常に1.5~2倍速で見ていました。
問題集をやって、間違えたところの解説を読んでも理解できなかったら動画を見る、ということを繰り返しました。
正直、おバカなヴァイ子は1、2回見ただけでは理解できません。せいぜい理解したフリができる程度です。
なので、同じ動画の同じ部分を3回も4回も見て納得しました。
何度見たって無料なんです。理解して納得できるまで繰り返し見ることをおすすめします。
問題をたくさん解いて慣れていくというやり方もありますが、ヴァイ子のやり方は1冊の問題集をとことんやり込む!
というか、1冊の問題集ですら完璧にやり込めませんでした。
何度やっても毎回100点をとれるくらいまでやり込んでこそだと思うし、そこまでできていたらきっと他の問題集に手をつけても楽に解けるくらいに理解していると思うんです。
ヴァイ子が使った問題集はこちら。
統一模試4回分、ネット模試5回分がついているので、なかなかやり応えのある1冊ではないでしょうか。
統一試験問題は直接書き込まず別の紙に答えを書いていき、繰り返し練習しました。
なかなかのやり込みっぷり。それなりに問題集が傷んでいます。
ここまで時間をかけて何周もしたのはクロノトリガー(SFC版)以来です。
TACの予想問題集は1問につき色んなものが詰め込まれすぎていて難しいと言われているそうです。
お陰さまでたった1問の復習のために、丸一日ふくしま先生の動画にかじりつくこともありました。お陰で理解できたよ。
こちらは新版の予想問題集です↓
何度も問題集を繰り返していると、同じところを毎回間違えたり、前はできたのに今回はできなかったりと、自信をなくすことが多かったです。
とにかく範囲が広く感じて、工業簿記を覚えたら商業簿記を忘れる、商業簿記を覚え直したら工業簿記を忘れる、ということの繰り返しに陥ることもありました。
けれども、出口の見えないトンネルに入ってしまったと諦めて何度も問題集を繰り返しているうちに、ふっと自転車に乗れるような感覚でスムーズに問題が解けることがあります。
しかもそれは忘れることなく、しっかりと身に付いているんですよね。
勉強をスタートしてからの8ヶ月間で、この感覚が3回ありました。
詰め込んで詰め込んで、でもなかなか身にならないと思っていたんですが、続けていればどこかで点と点が結びつくんですよね。
勉強すればすぐに身に付くというわけではありませんが、時間をかけて続けていけばいずれは自分のものになります。
勉強のコツは、とにかく諦めずに続けることですね。
合格できたのでこうやって記事を書けているものの、なんやかんやのギリギリ合格。
実は連結は未だに解けません。
簿記2級って、本来は連結できますアピールの資格みたいですね。
というわけで、一休みしたらもう一度連結をしっかりと学び直してみたいです。
あと、せっかく問題集にはネット模試が5回分もついていたのに、ヴァイ子はネット模試の方は1周しかしませんでした。
我が家はパソコンがたった1台、毎日何時間もヴァイ子が占領するわけにもいかないですしね。
それでもタブレットを使ったりして、繰り返し練習すればもっと自信を持って挑めただろうなと後悔しています。
これから勉強される方は、統一模試だけではなくネット模試の方も余さずやり込むことをおすすめします。
おまけのおすすめ教科書↓
職業訓練で使ったテキストです。
本体の内容はごく普通のテキストですが(イラストが入ってたりカラーだったりで見やすいです)、カバー裏が遊び心満載で面白いです。
勘定科目の説明が書いてありますが、
負ののれん発生益→「わしはもう限界じゃ。でもお客さんも従業員もいる。純資産より少ない金額でいいからうちの会社を引き継いでくれ!」と頼まれて、合併や買収を行ったときに計上される特別利益。
預り保証金→ビルのオーナーが、入居者から預かる保証金を表す勘定。使い込んでしまって、入居者が退去するときに返済できずにトラブルになったのを見たことがある。
等、楽みながら書いたんだろうなーという内容です。
その他資格記事↓