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カレーを見ると脳がカレーに支配される民、嘉太郎です。
朝食付きのホテル宿泊時にはカレーをノルマにしている等、他の記事でもカレーを何度かネタにしている僕ですが、今回は金沢カレーについてです。
正直、執筆時のお昼にカレーを食べたのに記事を書いているとまたカレーが食べたくなってきましたが、晩御飯はヴァイ子が唐揚げを作ってくれるので衝動を抑えて書きます。
金沢カレーとは
そもそも金沢カレーとはなんなのか、以下のような特徴があります。
- 黒に近い深い色のカレーで、ドロっとしている
- ステンレス製の舟形皿に盛りつけられる
- フォークもしくは先割れスプーンで食べる
- カレーの上にカツがのせられ、ソースが掛かっている
- 千切りキャベツが添えられている
上記に加えライスが見えなくなるように上からルゥを掛けたものが基本形でお店によって違いがあります。また店舗や店員によるオペレーションのバラツキを感じることもあり。
ステンレス製の器とフォークが擦れ合う音が苦手な方も多いかもしれません。
金沢カレーの有名店は
- ゴーゴーカレー
- カレーの市民アルバ
- カレーのチャンピオン
- カレーハウス・ターバン
この辺りが有名どころでしょうか。
うろ覚えですが、羽田空港の到着ロビーの目の前にゴーゴーカレーの旗が立っていて、いつも「なんで東京に着いて最初に目に入るのがメイドイン石川やねん」と突っ込んでいました。
秋葉などにも金沢カレーのお店が多数出店しているようで、一部の方からは中毒性が高いと好評のようです。
ベーシックなカツカレーの他にハンバーグ、ウインナー、クリームコロッケ、エビフライなどのトッピングがあり、またそれら全てをトッピングしたメニュー(ホームランカレーやメジャーカレーと呼ばれるもの)があるのも特徴と言えます。
金沢カレーの思い出
僕が初めて金沢カレーを食べたのは小学校にあがりたての頃でした。
見た目からも分かるとおりドロッとしたルゥを、すくうと言うよりは持ち上げてご飯と一緒に食べた感想が、
「くどいし辛いし食べられたものじゃない!」でした。
今ほどカレーが好きではなかったこととお子様の舌には刺激が強すぎたために、それ以降は金沢カレーを避け続けて生きてきました。
10代を「カレーの中では欧風カレーが一番だけどハヤシライスには敵わないかな。」というカレーを小馬鹿にした謎の上から目線で過ごしていましたが、20代に入り十数年ぶりに金沢カレーと対峙します。
友人とチャンカレ(カレーのチャンピオン)で食事をすることになり、嫌々食べました。
ルゥとライスを合わせて一口「ん?まぁ…食べられないことはないかな。」
さらに千切りキャベツも合わせて一口「おぉ!?美味しいかもしれん!」
味覚が大人になってきたのか食べ方を分かっていなかったのか、やっと金沢カレーを克服し味わうことに成功しました。
そして現在では
「金沢カレーはあれだけ食べ応え合るのに基本的に安いのが良いよな、CoCo壱は1,000円を超えるけどトッピング盛り盛りが楽しいし、インドカレー屋はナンが最高ナンすわ!」
という黄レンジャーっぷり。
金沢カレーを克服どころか、「美味しくないカレーなど存在しない、どんなときでもその時に食べたカレーが至高」というスタンスで食べています。
20代まではかなり小食だったので食べられなかった全部乗せカレーも完食出来るようになりました。
若干胃がもたれるので滅多に食べられるものではありませんが、お子様ランチのようなワクワクが詰まっていて、食べているときはこのために生きていると思わんばかりの幸福感に包まれます。
終盤以降は満腹感と罪悪感で一気に現実に戻されますが………
ということで、僕のカレー愛を語る金沢カレーの思い出でした。
金沢カレーは癖のあるカレーですが、その分ハマる人にはハマります。興味を持たれた方は是非お近くのお店へどうぞ。
また、ネットでレトルトカレーを購入できます。再現度がかなり高いのでそちらもどうぞ。